腐海とは、アニメ映画・漫画作品「風の谷のナウシカ」に登場する森のことである。
人間が吸い込めば肺が腐って死に至る瘴気を吐き出す巨大な菌類(腐海植物)や、昆虫に似た巨大な生物(蟲)が棲む、従来とは全く異なる生態系を有する森。そのため、腐海に立ち入るには防毒マスクと蟲への知識や備えが必要である。
「火の七日間」と呼ばれる太古の大戦争の後に出現したとされ、人間を含む従来の生態系を脅かしている。「火の七日間」とその後の混乱により技術や情報が失われたため、なぜそのような森が突如出現したかは不明である。
腐海植物はどこでも発芽し、瘴気を発生させ一帯を腐海化するため、腐海から帰還する際には衣服や荷物などに付着した胞子を念入りに除去しなければならない。
腐海における植物。共通して胞子で殖え、土だけではなく動物の死骸や植物を苗床にして発生する、従来の動植物に有害な瘴気と呼ばれる物質を生成する特徴がある。瘴気はツユクサと呼ばれる植物の炭で除去することができる。
腐海に生息する昆虫のような巨大生物。腐海植物を食べるほか、人間を捕食する描写もある。
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最終更新:2025/12/09(火) 00:00
最終更新:2025/12/08(月) 23:00
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