ダンゴムシ(団子虫)とは、石の下や草陰、人家周辺などで見かけられる、刺激を受けると丸くなる習性を持つ節足動物である。
ダンゴムシは虫と名称されているものの昆虫ではなく、エビやカニに近い仲間である。そのため、昆虫と異なり、脱皮の回数に限りがなく、何度でも脱皮する。
ダンゴムシは基本的に腐った葉や虫の死骸などを食し、土を肥えさせる生き物で、端的に言うと分解者である。
一般に見られるダンゴムシはオカダンゴムシと呼ばれるものであるが、外来種の可能性が高い。
背中に黄色の点がついているのがメスである。
丸まって身を守るという特徴はミツオビアルマジロやタマヤスデなどにも見られ、平行進化したものと思われる。
丸くなることで外敵から身を守ることができるほか、体表からの水分の蒸発を防ぐこともできる。
多くの小学校や遊園地の砂場などで、子供達が指で丸めて遊んでいたりする。
2000年代中期、「ヒキコモリ」「ニート」などの言葉が広く一般化していく中で、あるコピペがインターネットで登場した。
なんでわかんねんだよ!
ダンゴムシにはダンゴムシの生き方があるの!
なんで日の当たるところに引きずり出そうとするんだよ!
卑屈になってんじゃねえんだよ! 石の下は湿っててひんやりして気持ちいいんだよ!
つつかれたら丸まるのは自分の意思じゃねえんだよ!
遺伝子で決まってるんだよ! ペンギンは空を飛べないの!
強引な論法がユーモラスで笑いを誘う一方、「あるべき生き方」に対する悲痛な拒絶の叫びは、多くの「持たざる者」「敗者」と規定される人々に共感を呼んだ。
2007年の夏頃、ニコニコ動画のコメントでダンゴムシのAAを大量に投稿するという荒らし行為が多く見られた。
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このようなAAのダンゴムシが「big」、「cyan big」などのコマンドで多くの動画に大量に投稿された。
ニコニコ動画のコメントが右から左に流れるという仕様上、用いられたのは上のような左向きのAAがほとんどであるが、純粋にダンゴムシのAAとしてはこれを反転させた右向きのものもあり、左から右に読む横書きの文に合わせる場合はこちらのほうが用いられる機会が多い。また、コピペしなくても簡単に手打ちできるAAであるため節(AAで"]"にあたる部分)の数には多少のばらつきがある。
>(:|三)
AAをちゃんと認識する前に「不快を覚えるカサカサした虫→ゴキブリ」という瞬時の発想からこのAA及びこれを用いた荒らし行為を「ゴキブリ」と認識している人もいるが、ちなみにゴキブリは同程度の簡易な一行AAでは右のように表されることが多い。
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最終更新:2024/12/21(土) 21:00
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