菊池涼介(きくち りょうすけ、1990年3月11日-)とは、東京都出身のプロ野球選手(内野手)である。
| 広島東洋カープ #4 | |
|---|---|
| 菊池涼介 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 | 日本 |
| 出身地 | 東京都東大和市 |
| 生年月日 | 1990年3月11日 |
| 身長 体重 |
171cm 69kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打撃 | 右投右打 |
| 守備位置 | 二塁手、遊撃手 |
| プロ入り | 2011年ドラフト2巡目 |
| 経歴 | |
|
|
| 国際大会 | |
| 代表チーム | 日本 |
| 日米野球 | 2014年 |
| プロ野球選手テンプレート | |
小柄ではあるが、走攻守揃ったバランスのいい選手。
特に守備力には定評があり、遠投117mの強肩も魅力的である。
ドラフト後の指名あいさつでは背番号7を熱望していたが、豊田清の退団で空いた背番号「33」を背負っている(その後7は堂林翔太がつける)。
高校時代は主に三塁手としてプレーしたが甲子園出場経験はない。
ちなみに、武蔵工業大学第二高等学校は、現在東京都市大学塩尻高等学校(長野県)に改称されている。
1年時から試合に出場し、岐阜リーグ屈指の遊撃手として、5度のベストナインを獲得した。
2年時には打撃三冠に輝き、大学日本代表候補に選出された。
リーグ通算83試合、打率.379、106安打、10本塁打、49打点。
2012年開幕は二軍スタートながら、主に二塁手のレギュラーとして出場する。6月に東出輝裕が故障により離脱すると、一軍に初昇格した。7月1日に初スタメンを果たすと、自慢の俊足を武器にルーキーながらレギュラーに定着し、チーム最多の25犠打を記録するなど、2番打者として活躍した。しかし本職の遊撃手ではなく、二塁手での出場が主だったことからか9失策を犯すなど、守備面での粗さが目立った。
2013年は開幕前に東出輝裕が大怪我を負った中で、カープの二塁手として文字通りフル回転の働きを見せる。
シーズン序盤は一試合に致命的なエラーを複数回記録するなど不安視されていたが、徐々に類稀なる身体能力と守備範囲の広さを魅せ、荒木雅博の持つ二塁手のシーズン補殺を更新し、さらに、1955年に大映スターズの坂本文次郎が作ったシーズン522補殺を更新する528補殺という大活躍を見せ、ゴールデングラブ賞を初受賞。
2014年は全試合に出場。さらに打撃が成長し、2回20試合連続安打を達成。この記録はイチロー以来20年ぶりであった。守備においては去年菊池が更新した522補殺をさらに更新する535補殺を記録した。レギュラーシーズン終了後、日米野球の日本代表に選出された。背番号4。
2015年も全試合に出場したが、打撃成績は前年を下回った。
俊足とバントの正確さに加えて、パンチ力と意外性を兼ね備えており、2013年,2014年と2年連続で二桁本塁打も記録した。また、2013年までは三振も多く正確性に難があったが、2014シーズンでは打撃フォームの改良により、より長く待てるようになり打率は安定して打撃十傑にランクインし続けているほか、三振数も激減している(2013年121個に対し、2014年76個)
満塁のチャンスにもめっぽう強く、珍しい記録として2013年、2014年と2年連続で母の日に満塁本塁打を記録している。
菊池を語る上で欠かせないのが、何と言っても守備である。プロ入り前から遊撃手の守備は評価されていたが、広島入団後は二塁手に定着。守備の名手だった宮本慎也からも守備範囲が広いと高評価を受ける。2013年はリーグワーストの18失策だったが、常人が追いつけない打球に追いついたためのエラーも含まれている。
喘息を患っていたが、高校の時に症状が改善した。
フジテレビONEの番組「プロ野球ニュース」での誤植ネタ。2013年オフの契約更改にて、2400万円増の3900万円(推定)で更改したと報じるニュース映像に、万を億と表記するとんでもない誤植があった。
なんJなどを中心に該当ニュースのキャプチャ画像が広まり、菊池=3900億円というネタが(一部で)定着した。
| 球団 | レス | No | プレイヤー |
|---|---|---|---|
| 広島 | 応援歌のピコカキコ一覧#361 | 9528 |
(2015年終了時点)
| 年度 | 所属 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2012年 | 広島 | 63 | 234 | 201 | 21 | 46 | 5 | 1 | 2 | 12 | 4 | 25 | 1 | 6 | 1 | 42 | 5 | .229 | .254 |
| 2013年 | 141 | 633 | 538 | 69 | 133 | 27 | 4 | 11 | 57 | 16 | 50 | 5 | 38 | 2 | 121 | 4 | .247 | .297 | |
| 2014年 | 144 | 654 | 579 | 88 | 188 | 39 | 2 | 11 | 58 | 23 | 43 | 5 | 24 | 3 | 79 | 9 | .325 | .352 | |
| 2015年 | 143 | 644 | 562 | 62 | 143 | 20 | 3 | 8 | 32 | 19 | 49 | 2 | 29 | 2 | 92 | 7 | .254 | .292 | |
| NPB:4年 | 491 | 2165 | 1880 | 240 | 510 | 91 | 10 | 32 | 159 | 62 | 167 | 13 | 97 | 8 | 334 | 25 | .271 | .308 | |
※青文字はリーグ最高。
| 初出場 | 2012年6月30日 | 対横浜DeNAベイスターズ8回戦 | MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 |
|---|---|---|---|
| 初安打 | 2012年7月1日 | 対横浜DeNAベイスターズ9回戦 山本省吾から | MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 |
| 初打点 | 2012年7月3日 | 対阪神タイガース9回戦 榎田大樹から | 坊ちゃんスタジアム |
| 初盗塁 | 2012年7月3日 | 対阪神タイガース9回戦 | 坊ちゃんスタジアム |
| 初本塁打 | 2012年8月21日 | 対横浜DeNAベイスターズ15回戦 三浦大輔から | MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島 |
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最終更新:2025/12/11(木) 19:00
最終更新:2025/12/11(木) 18:00
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