『トラベリングムード』とは、VOCALOIDのプロデューサー「whoo」(フー)による、通算九作目のVOCALOIDオリジナル曲である。
概要
これまでの疾走感あふれる作風とは一線を画す、ゆったりとしたアコースティック・バラード。
曲タイトルは、「TAGRO」という漫画家の同名の短編漫画からインスピレーションを得たもの。
イラストは「あさぎり」氏が手がけており、pixivで大きいサイズの絵を堪能することが出来る(閲覧には会員登録が必要)。
→ 「トラベリングムード」/「あさぎり」のイラスト [pixiv]
2010年11月14日、THE VOC@LOID M@STER 14でリリースした2ndアルバム「惑星」の収録曲。
2011年7月13日21時04分頃、10万再生を突破。whoo初のVOCALOID殿堂入りを達成した。
歌詞
今から何処か
遠くの方へ 行ける気がした
だけさ
がさついた 揺れる葉音が
暮れた夏の陽射し 波立たせた
ふらついた 揺らぐ足音
辿るように ペダルを漕いだ
巡る季節が 車輪のようだね
…坂道。
今から何処か
遠くの方へ 行ける気がした
そしたら僕ら
僕らの日々は あの雲のように
流れた
月明かりを遮ろうとして
撫でるような風、
そよぐ短い髪に触れ
髪に触れながら
僕は思い出そうとしていた。
そしていつしか
言葉かすれて 忘れてしまうよ
そしたら僕に
何も言わずに そっと手を握って
そっと手を握って
そっと手を握って
あの雲のように ほら
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