ゴゴモアとは、MHFに登場する大型モンスターである。別名「跳緋獣(ちょうひじゅう)」。
名前の由来としては“「剛毛(ごうもう)」と、「もっと」を意味する‘more’を合わせた”(その割には同じ牙獣種のババコンガやドドブランゴの方が明らかに剛毛である上、上位クエストからとれる素材は「跳緋獣の上毛」であり「~剛毛」ではない。ただし、剛種のHC素材の名称ではある)と、“英語で「行け、行け、もっと!」と訳せる‘Go go more!’”のどちらかと思われるが実際には不明。
概要
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フォワード.2(2011/9/28)から登場した牙獣種の大型モンスターで潮島に生息している。
背中にはココモアという子供を連れているが、オルガロン等とは違いココモアは個別モンスターとして扱われてはない。
MHFオリジナルモンスターであるが、HR3から狩猟に挑むことができる。その分モンスターの討伐もしやすくなっている。
後年はチュートリアルクエストの相手となっているので、メゼポルタに来たハンターが最初に挑む大型モンスターとなっている。
素早い動きが特徴で、手のひらから糸を出して木々の間を縦横無尽に駆け巡る。この糸は切断可能で、切断すると怯んだりダウンしたりもする。
さらにゴゴモアを象徴する特殊なギミックとしてカウンターがある。
これはゴゴモアが糸を使う攻撃の時にタイミングよくこちらの攻撃を当てると発動するもので、成功するとゴゴモアの技の攻撃判定がなくなり、エフェクトが出てゴゴモアに大ダメージ(肉質3倍+ダメージ4倍の計算)+ひるみを与えられるというもの。
高速の攻撃ゆえに反撃を受けるとゴゴモアは大ダメージを負ってしまうということだろう。
決まった時の爽快感は抜群でありゴゴモアの人気の大部分を占める要素であると思われる。
詳しいやり方は動画を参照。
弾属性ではカウンターにならないので注意。
フォワード.3までは弓進化武器の打撃ビンに関しては例外でしっかりカウンターが入る不具合(ただしエフェクトは出ない)があった(というか韋駄天の最適解になった)が、フォワード.4になって修正されることになった。
休眠場所は木の上であり、木を叩くと落ちてくる。落し物も落とすので一石二鳥。また、落し物が気にならないという方はガンナーに当ててもらって落として隙を作るのもあり。
MHF-G6.1(2015/3/4)でG級対応。難易度は★3。
後ろに転がる技の終わりにするジャンプの着地時に上から木が降ってくるほか、
ハンターの足元に糸を張り、地面ごと持ち上げて叩き付けるという豪快な技を使う。
糸を張られるとスキルで無効化できない特殊なよろめき(レバガチャ解除可能)となり、
持ち上げられるとかち上げと叩き付けの2連コンボに被弾してしまう。
正面にいなければ安全だが、前方は遠距離まででも糸を伸ばしてくるため、
振り向きからの糸攻撃待ちで大剣の溜めを行っていたりすると被弾しやすい。
ココモア
背中に乗っている子供(絶対に倒せないのでむしろ、こちらを本体とするハンターも居る)は「ココモア」と呼ばれ、
攻撃を何回か当てたり閃光玉を使ったりゴゴモアを眠らせたりすることで落とせる。
しかしながら剛種以上では睡眠無効、閃光玉に関しても成功タイミングが限られる。
落とした後はもちろん攻撃も可能で(吹き飛ぶだけで体力は元々0なので注意)、
攻撃し続けるとアイルーやメラルーのように地面にもぐっていく。(経過時間は再び乗ってもそのまま継続される)
ココモアが背中にいない間ゴゴモアはココモアを助けようと試み、糸の攻撃を使わなくなる。
そしてココモアが地面に潜って逃げるととゴゴモアは子供を傷つけられた怒りで赤いオーラをまとい防御率が落ちる代わりに、一部の攻撃がパワーアップする。
エリア移動するとココモアが再び背中に乗っておりオーラも消える。
裏話
開発当初は蜘蛛のモンスターだったが、猿に変更されている。
このことについてギウラスは「新モンスターは、お客様に向けてはもちろん、営業面も含めた“アップデートの顔”になりますから、ビジュアル面も重視されます。モンスターとしては、不気味な生物のほうが適しているとも言えますが、蜘蛛のようなモンスターだと、生理的に苦手というお客様もいらっしゃるでしょうから、配慮が必要な部分があります。」とインタビューで発言している。
ゴゴモアの糸による攻撃も、恐らく初期デザインが蜘蛛だったことの名残だろう。
デザインを嫌悪感の無いであろう猿に変えつつ蜘蛛の大きな特徴である糸を残し、俊敏に動き回りカウンターギミックを持つなど新しさのあるモンスターを作ったことはかなり評価されている。
実際、MHFではアクラ・ヴァシムが登場した際に生理的に受け付けないという旨の意見が寄せられていたようで、MHF-G3で登場したバルラガルの時にも運営内で物議を醸していたようだ。
ちなみにメインシリーズでは鋏角種が「影蜘蛛」だの「妃蜘蛛」だの全般的に蜘蛛であるが、そのような意見はMHFほどは出てはいない様子である。
尤も、メインシリーズにはプレイヤー意見が公開される場があまりないので一概には言えないが。
Amazonネタバレ事件
Amazonのフォワード.2プレミアムパッケージの商品ページにて、フォワード.2大型アップデートに関する以下の内容が、公式のアップデートプレビューサイトよりも一足早く掲載されるトラブルがあった。
主なアップデート内容
(1)新モンスターが登場 MHFオリジナルモンスター初の『親』(ゴゴモア)と『子』(ココモア)の モンスターが登場。親子関係を利用した新しい狩猟方法が求められる。(2)新ステージ、新フィールドが登場 新たなステージ「潮島(しおじま)」が登場。 F.2では潮島内のフィールドで狩猟することができる。
(3)プレイヤーサポートシステムの導入 プーギーでも頼狩人(ラスタ)でもない新たなNPC『ホルク』が クエスト中のハンターをサポートする。 育成で成長させることも可能で、ライトユーザー層のプレイを促進。
公開から数時間後に削除されたが、この文章はネトゲ実況2や各ブログに転載され、もはや後の祭りだった。
ちなみに、AmazonがMHFに関して公式より先に情報を公開してしまったのはコレが初めてではなく、シーズン8.0のプロモーションムービーを公式より早く公開してしまった前科がある。
特異個体
フォワード.5(2012/12/19)で追加された。全体的に毛が緋色になっている。
糸の本数が増えて切断しにくくなっていたりメリーゴーラウンドのごとくグルグルターザンで回ったりするほか、
カウンター対策としてジャンプした後天井から大量の木や虫の巣を落としてくるなどカウンター不可能な技、カウンター待ちの溜めをしにくくなる技が増えている。
特異個体は通常個体で挙げられた不満点が解消されストレスが減ると言われることが多いのだが、カウンター対策が裏目に出てしまい、
ゴゴモア特異個体は近年稀に見る糞モンスと評されてしまった。
耐久のほうは異常なほど低くなっており、元々もやしだった下位は言わずもがな剛種でも5分もかからず終わることが多い。
関連動画
関連項目
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