「お前が指揮官かい?よし、今日からお前が私の参謀よ。この海を征服するため力を尽せ!」
ウィチタ(アズールレーン)とは、重巡洋艦『ウィチタ』をモチーフとしたアズールレーンの登場キャラクターである。
私をまたせたわね。概要の用意を
指揮官を自らの参謀に任命し、世界の海を征服せんとする女征服王。
その雄々しく野心的な態度に押されがちだが、参謀を気遣うなど豪胆なだけではなく、心優しい一面も併せ持つ。
そんな彼女の入手手段は図鑑報酬。図鑑でブルックリン級として扱われる3隻(ブルックリン、フェニックス、ヘレナ)を入手し、ある程度育てることで建造が開放されるという特殊な艦の一つ(ちなみに重巡である彼女がなぜ軽巡のブルックリン級の図鑑報酬なのかは後述)。
この仕様のため手に入れるには時間がかかるが、その実力は重巡屈指であり、是非とも手に入れたい1隻である。
プリンツ・オイゲン、クリーブランドと同じサングラス勢でもある。
外見?軟弱軟弱!
服は上が丈が短く、胸元は大きくはだけたノースリーブ海軍服(ちなみに黒)の上に海軍将校軍服をマントのように羽織り、下はタイトスカートにセーラー風ブーツをガーターベルトで吊っている。
なお、ノースリーブの服とガーターベルトで吊ったブーツというのはアズールレーンでのブルックリン級軽巡の共通装備なので、ブルックリン級軽巡との関係を強く意識した格好なのだろう(なお、この法則に従うと下も黒である)。
鞭を手にしているため、イラストを見ただけの人の中には女王様キャラと勘違いした人もいるとか。
2020年9月24日のアップデートで、待望の着せ替え「ジェネラル・バンケット」が販売された。
パンツルックが美しいと言うより格好良い。このウィチタと一緒に大海を征服したくなった指揮官は、ショップでお待ちしてますにゃ。
この巨砲の一射で解決できない問題などない!
性能は重巡中でも高位の火力と規格外の主砲補正を持ち、副砲型ゆえの主砲砲座+1による手数の多さ、その火力を更に高めるスキルを所有する超火力特化。サポートのヘレナ、万能のクリーブランドと共に火力のウィチタとして三幻神に数えられる実力者である。色で分けるなら、彼女はさしずめ『オシリスの天空竜』か。
三幻神は互いにスキルと性能が噛み合うため、三人で前衛を固めればさらに効果的。特にスキルが全部乗せされた時の破壊力は圧巻の一言。勿論、他の巡洋艦との相性も悪くない。
一方で耐久力は高くなく、しかも軽装甲であるために継戦能力には難がある。先頭に配置すると相手の火力によってはこちらが玉砕する可能性もあるため注意。上記の彼女の言葉に従うなら、沈められる前に沈めろということか。指揮官としては、応急修理装置・バルジ・燃料フィルターのいずれかを装備して耐久力を上乗せした上で、油圧舵か迷彩塗装(あれば強化油圧舵)で回避を少しでも上げて継戦能力を補ってあげよう。
余談だが同じ三幻神のヘレナも耐久値が低いため、三幻神編成の弱点はその打たれ弱さにあるといえる。その弱点を補えるイラストリアスはホルアクティと呼ばれているとかいないとか。
見たか、我が征くはこの蒼き海の果てなり!
1935年、ニューオリンズ級重巡洋艦を7隻建造した時点で海軍軍縮条約での重巡の保有枠に空きがあることに気付いたため、急遽計画されたのだ。
そして急遽造られた結果、ブルックリン級軽巡洋艦の船体にニューオリンズ級の兵装を搭載するという実験的重巡洋艦が完成。それがウィチタである。ある意味では重巡の船体に軽巡の兵装の搭載を目指したヘレナやクリーブランドの対にあると言えるかもしれない。(ちなみにウィチタは後にボルチモア級重巡のモデルになったので試作としては成功と言える。「重巡の基準たる私の力、味わいな!」)
が、軽巡の船体に重巡の兵装を搭載した当然の結果としてトップヘビーとなり(まあ、ポートランド級重巡以降のアメリカ重巡にはよくあったことだが)、のちに艦底に200tのバラストを装備することで解決した。
大戦勃発後はカリブ海、南アメリカ海域での訓練、北海での船団護衛、北アフリカでのトーチ作戦参加など各地を転々とする。「我が征くはこの蒼き海の果てなり!」
太平洋戦線に参加してからはガダルカナル以降の主だった海戦に参加。特に有名なのはレイテ沖海戦での空母・千代田撃沈と駆逐艦・初月を2時間にわたる戦いの末撃沈したことだろう。
最後は沖縄で終戦。主に捕虜や帰還兵の送迎を行い、長崎や佐世保、東京湾などを訪れた。
1947年2月3日、退役。大戦における戦功で獲得した従軍星章は13個。
関連動画なんざ、お前に一任する
秘蔵の関連静画でも披露してはどうだ?
新しい関連項目?読み上げなさい
- 0
- 0pt