- 有機化学で、構造式がR-O-R'で表される化合物。本項で解説。
- 物理学で、光の媒体と考えられていた仮想の物質。現在は存在を否定されている。本項で解説。
- アリストテレスが古代ギリシャの四元素説を拡張して提唱した、天体を構成する第五元素。
現在では以下のように、「魔力」やその源、「天界」などを意味するファンタジー用語としても使われる。
概要(有機化学)
有機化合物のうち、構造式がR−O−R'(R, R' はアルキル基、アリール基などの有機基、O は酸素原子)の形で表されるものを指す。実験室で溶媒として頻用されるジエチルエーテルのことを、単にエーテルと呼ぶこともある。
エーテルは揮発・引火しやすく、特にジメチルエーテル・ジエチルエーテルなど低分子エーテルはそれが顕著なので、取扱いには注意する必要がある。また、環状エーテルの一種のクラウンエーテルは、その環の大きさに応じた金属イオンを選択的に取り込む性質を持ち、様々な分野で応用されている。
概要(物理学)
水面の波が水を、音が空気を媒介して伝わるように、かつては光も何らかの物質を媒質として伝わるものと考えられていた。その仮想上の物質はエーテルと呼ばれ、地球上はもちろん、全宇宙を満たしていていると想定されていた。
その後アインシュタインの相対性理論によって、エーテルの存在を仮定しなくても光の物理学的現象を説明することが可能となり、エーテルの理論は廃れていった。
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読み:エーテル
初版作成日: 11/10/19 07:52 ◆ 最終更新日: 11/11/02 07:17
編集内容についての説明/コメント: 概要(有機化学)、関連動画追加。
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