ザ・ロストチャイルドとは、2011年に発売された『エルシャダイ』の系譜を継いだ作品で、新たな神話構想の物語を描いたRPGである。そのためエルシャダイの続編ではなく、新作となる。
対応機種はPS4とPS Vitaで、2017年8月24日発売。
概要
ザ・ロストチャイルドとは何かだって?あははは!それは昨日言っただろう。あ、すまない。君たちにとっては6日後の出来事か。いや、もっと先だったかもしれないな。
まぁ、いい。ここまで来たのなら話をしよう。
かつて神が考えたメタトロン計画。
それは義人イーノックの手によって完遂され、天動の惑星セタに代わり地動の惑星リュタが創造された。
え? そんな事は知らないって?
いやいや、君は知ってるはずだよ。あるいは、知る事が出来ると言うべきかな?
どちらにしろ、新しい世界は創造され、そこでは君たち人間が変わらず暮らしている。
だがどんな時代にも問題というモノは常に横たわっているものだ。
天界の天使、冥界の悪魔、そして堕天使たち。
君たちの与り知らぬところで、彼らは相争い、それは君たちの世界に暗い影を落としている。
そんな状況、天魔抗争を治めるべく、神は選民にすべてを託すことにした。
君はそんな選民・伊吹隼人となり、悪魔たちを捕縛するのが役目だ。
だが気を付けろ、君が手にするその魔銃ガンゴールは天界ですら手に余る代物だぞ。
尤も、心配はいらないかな、なにせ君は……うん? ちょっとまってくれ
ああ、私だよ今、事情を説明していた処だ
ちょっとしたサービスって奴さ、何もわからないままに放り込まれるというのも中々に酷だろ?
勿論、判ってる。かの地の神々も色々とやってるようだしね。
それじゃ、あぁ、また今度。
全く、彼の己のままにも困ったものだ。誰が後始末をすると思っているのやら……
登場人物
伊吹隼人
このゲームの主人公。「LOST」という現代神秘を取り扱う雑誌のライター。
新宿駅において多発する飛び込み自殺の取材を行っていた処、何者かに殺されかけるもバルシアの手によって救われ、アストラル(悪魔や天使たちの事)を捕縛し使役する魔銃ガンゴールを託される。
ルアに選民であると(一方的に)告げられ、ルアと共に邪神に戦いを挑むことになるのだが……
ルア
伊吹隼人と共に行動する天使。バルシアの双子の妹である。
バルシアが何かしらの理由で堕天した為、バルシアの使命を引き継いだ。
天使ではあるがガンゴールの秘密、堕天使や地上世界の情勢等、彼女自身も知らない様々な事柄に直面し、姉の真意へと迫ってゆくことになる
バルシア
ルアの双子の姉。
本来ならば彼女が隼人のパートナーになるはずだった。
しかし、何故か堕天使となり、隼人にガンゴールを預けた後に行方をくらましてしまう。
飛び込み自殺の現場で度々目撃される事から、新宿では「紫の女」という怪しげな噂になっている。
ルシフェル
『エルシャダイ』に登場した大天使。原作小説版のストーリーを引き継いでおり、本作の時点では夢見心地でこの世の中を彷徨う“時の旅人”という立場。
ダーク・イーノック
『エルシャダイ』の主人公、イーノックのアストラル体。隼人の運命を危惧したルシフェルが、このゲームに干渉したことにより無理矢理召喚したためこの姿となっている。『エルシャダイ』に登場した闇に囚われた姿のイーノックと同じ外見。
それでも彼はこういうのだ「大丈夫だ、問題ない」
実際、中々に強く鍛えてゆけば頼りになる。
数量限定の初回限定生産盤で登場。
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外部リンク
関連項目
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