ソニックセイバーとは、漫画およびアニメ『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』の主人公の一人「星馬烈」が使用した、ミニ四駆である。
ここでは後継機のバンガードソニック、ハリケーンソニック、バスターソニック、ブリッツァーソニック、ロデオソニック、グレートブラストソニックとアニメで代用マシンとして登場したソニック600も記す。
弟の豪のマシン、マグナムセイバーがひたすらストレート重視のセッティングであるのに対し、ソニックセイバーはコーナリングに比重を置いた正反対のセッティングである。
メインカラーは白と赤で、差し色として緑と黄色を使用している。ブリッツァーソニックを除くソニック系のホイールの色は蛍光イエロー。バンガードソニック以降はマグナムとの差別化のためボディが丸くなっていく。
その人気は今もなお根強く、現在はアニメ放映中にリリースされていたオリジナル版キットだけではなく、シャーシが最近のものに変更された「プレミアム版」キットや、完全新規のマシンも販売されている。
ソニックセイバー(Sonic Saber)
マグナムセイバーとはボディの成型色、シール、ウィングの形が異なる。
バンガードソニック(Vanguard Sonic)
詳細はバンガードソニックを参照
ハリケーンソニック(Hurricane Sonic)
詳細はハリケーンソニックを参照
バスターソニック(Buster Sonic)
詳細はバスターソニックを参照
ブリッツァーソニック(Blitzer Sonic)
シャーシ:VS
キットは第2次ブーム末期発売だが当時連載は終了していたため、漫画作品には描き下ろし漫画『駆けろ!ロデオソニック』のみ登場。第2回WGPに出場。
車高が低く(全高35mm)、シャーシも実用性の高いVSシャーシであるため人気の高い車種である。
バリエーションにスモーククリアボディの「ブリッツァーソニックブラックスペシャル」がある。
ロデオソニック(Rodeo Sonic)
シャーシ:MS
2009年の書き下ろし漫画『駆けろ!ロデオソニック』にて登場。
ミニ四駆25周年を記念して作られた6代目ソニック。外見は初代マシンのソニックセイバーに似ている。
グレートブラストソニック(Great BlastSonic)
シャーシ:AR
「Return Racers!!」第2話に登場したARシャーシ搭載の新型ソニックでバスターソニックの後継機。
土屋博士の推薦による海外留学を機にミニ四レーサーを卒業する烈が、豪との最後のレースに挑むために自分自身の全ての知識を注入したマシン。
当初はブラストソニックという名称で登場。ウィングだけでなくボディ全体で空気の流れを制御する可変ボディシステムを搭載。
豪とのレースの最中にコースを塞いだ炎にソニックが突っ込んでしまうが、ソニックはボディを変形させ、G(グレート)ブラストソニックとなり、豪との最後のレースに勝利した。
必殺技は「G(グレート)ブラストソニックファイアスピンダンス」。
キットは2015年9月12日発売。キットそのままではブラストソニックの状態で、ボディを加工することでグレートブラストソニックを再現できる。
コスモソニック(Cosmo Sonic)
シャーシ:FM-A
「Return Racers!!」第18話から登場した新ソニックで、作中ではブラストソニックの改造機(但し第2話では烈が成人した未来でもグレートブラストソニックを所持しているため齟齬が生じる)。外見はブラストソニックに近いが、より曲線的なフォルムとなり、ソニック系としては初めてFM系シャーシが採用された。
中学生になった烈が留学先で出会った友人のリディア・アスティアが操るグレートマグナムリボルバーとの対決に敗れ、「古いマシン」と呼ばれたブラストソニックの名誉を挽回するため生まれ変わらせた。ただしデビュー戦では豪のセクハラでリディアが暴走してバトル展開になってしまい、肝心のコスモソニックの走法についてはあまり触れられなかった。
ソニック600(Sonic 600)
市販のセイバー600を改造したマシン、通称ソニロク(もっぱら本編ではソニロクと呼ばれる)。
バトルマシンを用いて勝った相手のマシンを奪うという不良グループ、バンディッツに負けてVソニックを奪われてしまった烈がマシンを取り返すために用意した代用マシン。
模様はライトが黄色という事以外ほぼバンガードソニックと同じで、ウィングはバンガードソニックと同一の物を使用している。
奪還レース後にも何度か登場したマグロクと違い正式登場は35話の奪還レースのみで、あとは38話の回想で僅かに登場する程度。おそらくマシンそのものは所有したままではあるだろうが…。
関連動画
関連項目
- 4
- 0pt