概要
ダツ目メダカ科。学名:Oryzias latipes、田んぼに住む小さな魚と言う意味で正にそのものである。 広くアジアを中心とした温帯域に生息し、日本では北海道を除く各地で見られる。 体長4~5cm。大きな眼がとてもかわいい。 水面に落ちた虫を食すに適したと思われる受け口もかわいい。 近年、絶滅危惧種に指定された。
姿を消した原因についてよく農薬が槍玉に挙げられるが日本在来メダカは本来高温にも低温にも善く耐え、多少の汚水でも生きてゆける丈夫な魚であり、 農薬程度でここまで減るとは考え難い。 最大の原因は河川・用水路の護岸工事である。 遊泳能力はあまり高くない魚なので特に稚魚が水流の澱みの無いコンクリ河川に流されてしまったためである。 だが、孵化して3~4ヶ月くらいで一度に数個~40個程度の卵を毎日のように産むようになる極めて繁殖力の強い魚でもあるので、環境が許せば復活は容易であると思われる。
お店で買ってきたメダカが増えると小川や池に放したくなるのが人情だが、これをやると土着遺伝子原理主義者に怒られる。増えて飼いきれなくなった分はコイの餌にでもせよと申すか?
とはいうものの、交雑問題や遺伝子汚染のことを考えると人情的に放流したいからと言って、放流してしまうのはいささか軽薄な行為と言える。一度、その地域のメダカの遺伝子が途絶えてしまっては二度と取り戻すことは出来ない。少なくとも素人が安易に増えてきたから放流しちゃえ★ などという考えで放流することは、絶対にやめたほうがいい。特に、メダカなんてどれも変わらねーだろ。などと言う輩には生き物を飼う資格はないだろう。
野生種であるクロメダカ、赤変種である緋メダカ、その他青メダカ、白メダカ、楊貴妃メダカ、ホタル(光)メダカなど、多数の改良品種が販売されている。 近年の流行を見て単に眼が潰れていたり背骨が曲がっているだけの奇形にテキトーな名前を付け、新種メダカとして値札を貼るいい加減な業者があるので注意を要する。
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読み:メダカ
初版作成日: 08/07/29 02:58 ◆ 最終更新日: 11/06/28 00:26
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