概要
修道中学校時代から水球で活躍。系列の修道高校在学時にはジュニア日本代表にも選ばれたほど。
水球とバンドを並行していたが世界の壁を知り水球は挫折。沢田研二をはじめ、当時のスターが多く所属していた渡辺プロダクションへ手紙を書いて直訴。
オーディションを経て実際にナベプロ所属が叶い、高校を中退して上京。毎日のようにディスコへ通い、ダンスと最先端の流行を身につけた。
1984年2月、シングル「モニカ」で歌手デビューと同時に、主演映画も公開。以後ヒット曲を連発し、音楽家と演技者、両面あわせて8種の新人賞を独占。翌1985年には、デビュー1年目では史上2人目となる日本武道館でのライヴ、NHK紅白歌合戦出場など、勢いが加速。
白組先頭、番組自体でも先頭を務めた紅白の舞台では、抱えていたギターに火を点けるパフォーマンスを敢行。予定出演時間を大幅に超えていたこともあり、直後の出番で控えていた河合奈保子がたじろいでしまい、自身のパフォーマンスを完遂できなくなる光景が画面に映し出された。このため、2000年頃までNHKへ出入禁止を命じられてしまう。
1988年、当時のマネージャーを社長とする事務所を立ち上げて独立。しかし約10年後、スタッフによる資金使いこみが発覚し、音楽部門でサポートしていたスタッフと共に、現在の事務所となるアクセルミュージックエンターテイメントを立ち上げた。
独立直後には、かねてから交流があった布袋寅泰とのユニット「COMPLEX」を立ち上げるも、わずか2年ほどで解散。飲み屋での取っ組み合いに発展するほど悪化した仲だったが、現在はやや持ち直し、2011年4月28日、21年ぶりにCOMPLEXを再結成することを発表した。
NHK出入り禁止処分と前後して、役者としての活動が控えめになったが、2000年に映画「漂流街」に出演して以降は、処分を解かれたNHKでの深夜ドラマの主演や大河ドラマ「天地人」での織田信長役、「仮面ライダーW」での主人公の師:鳴海荘吉役など、コンスタントに再開。特に、自身のデビュー25周年と重なった2009年に放送を開始した仮面ライダーWへは、演技だけでなく、役名義で挿入歌「Nobody's perfect」を書き下ろすなど、関わりが深い。
プライベートでは、長く未婚状態が続いていたが、2011年5月31日深夜に結婚を発表。公式発表では子供もいるとのこと。
ちなみに戦国武将「吉川元春」の子孫でもあり、歴史にも堪能で、とある歴史作家と対談した折、相手に「ミュージシャンと対談しているのか歴史学者と対談しているのか解らなくなった」という感想を抱かせた逸話でも知られる。
ディスコグラフィー
関連動画
その他
関連商品
関連生放送
関連項目
- ミュージシャン一覧
- 布袋寅泰/COMPLEX
- アベフトシ - ライブのサポートギターを努めていた。
- 仮面ライダーW/鳴海荘吉/Nobody's Perfect
- 大黒摩季 - ダブルの後継作であるオーズの主題歌を担当。「MOVIE大戦 オーズ&ダブル CORE」では、スペシャルデュオ「大吉」として主題歌「HEART∞BREAKER」を手がけた。
外部リンク
- K2 NET CAST : KIKKAWA KOJI OFFICIAL WEBSITE
- 吉川晃司 - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
- 吉川晃司 | Facebook
- ナタリー - 吉川晃司のプロフィール
- 吉川晃司 - アンサイクロペディア
- ORICON STYLE
- 4
- 0pt