望月綾時とは、アトラスのRPG『ペルソナ3』(無印/フェス/ポータブル)の登場人物の一人である。
読み方は「もちづきりょうじ」であり、「もちづきあやとき」ではない。
概要
キタロー、アイギスと続き月光館学園に転入してきた「第三の転入生」。
黄色いマフラーと、左目にある泣きぼくろがトレードマーク。
本人いわく、長い間海外に住んでいたらしい。
性格は軽薄にして軽快。つまりは、総じて「軽い」。
よく言えばフランクなのだが、悪く言えば遠慮、見境が無い。
特に対女性の言動はほとんど全てがナンパに結実しており、行動原理もそれに倣ったものばかり。
その正体は13番目の属性をもつシャドウ・デスと同一の存在であり、主人公の心の中で時折姿をみせた少年「ファルロス」とほぼ同一の存在。
ニュクスを招来する「宣告者」であり、滅びを確定させる存在である。
主人公の初ペルソナ召喚シーンでオルフェウスを食い破って出てくるタナトスは実は主人公に封印されていたデスであり、彼の本来の姿はタナトスと酷似している。
終盤の重要な選択のシーンでは、人間形態からデスへ変身するシーンがある。
10年前にデスと交戦したアイギスは、記憶が欠落しているにもかかわらず「貴方はダメです」と彼に強烈な拒否反応を示していたが、それは無意識にデスの存在を感じ取っていたため。
あまり感情を表に出さない主人公とは対極に位置する人物像の持ち主であり、ある意味主人公のシャドウ(心理学的な意味での)とも解釈できる。
ドラマCDや漫画版では、主人公と似た容姿をしていることが示唆されており、元々異形で性別のない存在だったデスが人間の姿を形作るにあたり、封印の器だった主人公の容姿をベースにしたのではないかと思われる。
(主人公、望月綾時、ファルロス、ニュクス・アバターで声優が共通しているのも同様の理由と考えられる)
究極の存在のデスと言えども、長い間主人公の中にいたためわずかに人間の性質を得ており、絶対に殺せない存在であるが主人公にだけは殺すことができる。(ただし殺せるのは人間の形態をとっている『望月綾時』だけであり、大元のニュクスは『死』そのものであるため殺せない)
最終的に最後の力・ユニバースに目覚めた主人公により内なる宇宙へ封印され、影時間は消滅した。
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