ゾラ・マグダラオスとは、『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターである。
古龍種 | |
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ゾラ・マグダラオス | |
別称 | |
別称 | 熔山龍 |
登場作品 | |
モンスターハンターのモンスターテンプレート |
『モンスターハンター:ワールド』にて初登場した超巨大古龍種。
名前が長いので「マグダラオス」と呼ばれることもある。
火山を背負っているかのような大きく盛り上がった背中と、溶岩が冷え固まったかのような甲殻が特徴の超巨大モンスター。
その姿から『熔山龍』とも呼ばれている。
一部の古龍が約10年に一度、遥か彼方にある新大陸へ向けて海を渡る現象「古龍渡り」の謎を追うため、今回ゾラ・マグダラオスの古龍渡りを追跡する形で、プレイヤーを含めた新大陸古龍調査団第5期団の船団が出発するところから物語が始まる。
プレイヤーは物語開始直後、乗っていた船が突如海中から現れたゾラ・マグダラオスに乗り上げてしまい、その衝撃で背中へ落下。生ける火山から脱出する過程で、この規格外生物の威容を目の当たりにすることになる。
その大きさは、長大な胴体を持つラヴィエンテやダラ・アマデュラなどを除けば、これまでのシリーズ最大級の巨体であり、それが噴煙を上げながらラオシャンロンの様に大地を闊歩するさまは圧巻である。
背中は同様に乗って戦えるジエン・モーランすら比較にならない程広く、山岳地帯の様な非常に高低差のあるフィールドとなっており、体内に貯めこまれた膨大なエネルギーが溶岩として至る所から噴出している。
背中の地形は四足歩行時と二足歩行時で異なり、態勢が変わるたびに地面が崖、崖が地面へと交互に入れ替わる。また、同じくジエン・モーランのように希少な鉱石が採取できるポイントが点在する。
ゾラ・マグダラオスと戦えるクエストは全て、フィールドに配置された大砲やバリスタを用いて攻撃するパートと、背中に翼竜で乗り付け、弱点部位を探し出して直接攻撃するパートに大まかに分かれている。
大砲は横から押すことで射線を変えることが出来、最大5発まで装填可能。砲弾の装填はNPCやオトモがある程度手伝ってくれるというサポートもある。
バリスタ弾は十発ずつまとめて持ち運べ、一度に一発しか持てないが、行動を封じる「単発式拘束弾」も手に入る。
素材から作れる武器は非常に高い攻撃力を持ち、無属性武器と同レベルの数値(ボルボロス武器と同値)を誇っている。これだけの攻撃力を持ちながら高い爆破属性値まで備えており、ステータス上の火力ならトップクラスと言ってよい。
その代償として切れ味が悪く、最大レベルの匠を発動させても青ゲージがやっと。基本的に緑ゲージでの運用となるため、ステータス上ほどの火力は出しにくい。ただし緑ゲージは長いので、そこまで劣悪な切れ味でもない。加えて会心率もマイナスで、総合的に見ると程々の強さの武器と言える。
防具はチェインメイルを着込んだ西洋甲冑の様なデザイン。
フルセットで火耐性が20に到達するが、他の属性耐性は全てマイナスという極端なステータスになっている。加えて耳栓や匠など優秀なスキルが揃っているが、ほとんどがLv1なので微小な効果しか得られない。セット運用より、補完としてのパーツ単位での需要の方が大きいだろう。
任務クエストで狩猟対象となるほか、上位以後はゾラ・マグダラオスとの戦いを「回想」できるフリークエスト「懐かしきアーベントロート」がランダムで発生。
またイベントクエスト「モルゲンロートに見ゆ」では、ゾラ・マグダラオスの素材が多めに入手できるチャンスがある。
2018年10月19日、配信イベント「不滅のアルペングリューエン」にて歴戦王が実装。
通常個体同様に撃退がクリア条件となるが、難易度が跳ね上がっている。
特に厄介なのが終盤の障壁前で、放っておくとあっという間に障壁を破壊されてクエスト失敗になってしまう。このため単発式拘束弾、および撃龍槍での行動阻害が必須となる。
更にクエスト時間が25分と大幅に短縮されており、火力不足でクエスト失敗になる事もざら。途中で乱入するネルギガンテも撃退が必須となっており、迅速に撃退しなければならない。
全体的な攻撃力も跳ね上がっており、装備・スキルの吟味や適切な立ち回りが要求される。とは言え他の歴戦王に比べればまだ優しい部類であり、クエスト報酬「熔山龍チケット」も確定報酬は1枠で2枚と、有情な仕様になっている。
なお『MHW:IB』以降はスキル「砲撃手」が大幅に強化されており、マスターランクの武器防具があれば難易度はかなり下げられる。
下位クエストの間はゾラ・マグダラオスの追跡を主軸に物語が進む。
新大陸の様々な場所にある「痕跡」を頼りに調査を進めていった結果、古龍渡りを行ったゾラ・マグダラオス達古龍種の真の目的は、新大陸・瘴気の谷で最期を迎えることだと判明する。
長い年月を経て寿命を迎え死期を悟った一部の古龍は、瘴気の谷で最期を迎える。その骸と生体エネルギーが大地の糧として還元されることで、新大陸は非常に豊かな生態系を得るというサイクルを確立していたのだ。
しかし瘴気の谷まで調査に赴いたところ、ゾラ・マグダラオスは痕跡のみを残し、姿は見えなかった。新大陸に古くから住む古代竜人によると、「何か別のものに惹かれて、地脈回廊で迷子になっている」という。
地脈回廊は新大陸におけるエネルギーの通り道。仮にそこでゾラ・マグダラオスの命が尽きれば膨大な生体エネルギーが放出され、地脈を通して新大陸全土から噴出。新大陸は火の海になるだろうと告げられた。
新大陸壊滅の危機が迫る中、受付嬢のアイデアにより、調査団は地脈回廊の奥に進もうとするゾラ・マグダラオスを攻撃して外海に逃がす「ゾラ・マグダラオス誘導作戦」を立案、決行。プレイヤー及び調査団達の決死の活躍、本土から届いた最新鋭の「撃龍槍」により遂にゾラ・マグダラオスは転進、暮れなずむ外海へとその歩みを進めていった。
喜びに沸き立つ調査団をよそに、ハンターと受付嬢は静かにその姿を見送る。そして、かつて陸珊瑚の台地に降り注いだ「新たな命」である植物の種子を、手向けのようにそっと投げるのであった。
やがてゾラ・マグダラオスは海の中で死を迎え、膨大なエネルギーが爆発。長い年月をかけ、新たな生態系が生まれることが示唆されている。
死に場所を間違うと未曽有の大災害となる存在のため、シリーズ初の討伐も剥ぎ取りもできない超大型モンスターである。報酬は貰えるが。
掲示板
43 ななしのよっしん
2022/07/20(水) 18:52:05 ID: 0pu5eJRfu1
調査団が現大陸から追ってきたってことはワールドのコイツは現大陸産なんだよね
普段はどこで何をしていたんだろう
死地を探していただけなのに色んな連中に絡まれて可哀想だと思った
44 削除しました
削除しました ID: WXqEw1qV1u
削除しました
45 ななしのよっしん
2024/04/16(火) 03:48:37 ID: jH6Ks4exk1
通常個体(懐かしきアーベントロードやモルゲンロートに見ゆに登場)のこいつ相手に苦戦する要素はあんまりないしネルギガンテも放置でいいからある意味チケット使用しての稼ぎに向いてたりするのかな
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最終更新:2024/04/28(日) 21:00
最終更新:2024/04/28(日) 21:00
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