いち、にー、さん!とは、レスリングシリーズにおける空耳の一つである。
概要
言うまでもなく、(有)ツヨシ工業の主な業務は自動車の修理や解体・販売である。
自動車というモノ♂は構造が複雑であり、ノンケ並みの知識ではとてもいじれるものではない。また、修理作業にはスプリングをぐいぐい押したりタイヤを重ねたりスポンジでドアを磨いたりと、過酷な肉体労働と危険を伴うものも含まれている。自動車を扱うには、歪みねぇ知識と腕力、集中力が必要なのである。
それ程までに危険で繊細な作業をツヨシ工業の社員は毎日午前10:00~11:30まで、一時間半もこなさなければならない。当然、社員の精神には相当な負担がかかる事となる。実際、ツヨシ工業設立当初の労働環境は目も当てられない程にだらしなく、ケガなど日常炒飯時、勤務中に社員が逃げ出す事もあったという。社員の疲弊により、ツヨシ工業は一時期、業務停止の危機に陥ってしまう。
『普通に作業していたのでは、社員の肉体と精神がイッて♂しまう・・・
社員の健康状態を懸念した代表の木吉カズヤ氏は、苦悩の末、画期的な解決策を打ち出す。
労働作業に『遊び』を取り入れる、という発想である。
『一日一時間半の休憩兼レクリエーション、そして作業中の社員同士の触れ合い』を徹底したのである。タイヤを積む時さえ、明るく楽しく。人と人との触れ合いが大いなる救いになりうることを知るカズヤ氏だからこそ辿り着いたただ一つの解決策。
当初は社員達もモジモジしながらの参加であったが、代表であるカズヤ氏自らが社員の中に交わり遊びを実践することで、次第に社員達も打ち解け、今では進んで水鉄砲をかけ合うまでに積極的になった。
適度な休憩と明るい職場の雰囲気により、労働の際の集中力も増し、製品の精度が飛躍的に上昇した。特にワンオフダウンスプリングの生産においては世界トップシェアを誇っている。信頼の回復により、多くの子会社の獲得にも成功。世界的なエグゼクティブカンパニーに成長した。これも全て、木吉カズヤ氏の奇策無しには有り得ない。もはやそこに、かつてのだらしなさは感じられない。ツヨシ工業は、生まれ変わった。
今日も、ツヨシ工業は営業中である。一日の最後、古タイヤを積み上げる作業。そんな過酷な作業中にも、カズヤ氏の明るい掛け声が聞こえてくるはずである。
『いち、にー、さん!重ねろ!』
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関連項目
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