ぎっくり腰とは、みんなのトラウマである。
概要
重い物を持ち上げた時、突如走る激痛。その痛みは脳天から爪先まで駆け巡り、顔は苦悶に歪む。酷い時にはその場に倒れこみ、そのまま動けなくなってしまう。これこそぎっくり腰である。その筆舌しがたい痛み……欧米では『魔女の一撃』と呼ばれて恐れられている。
正式名称は「急性腰痛」。主に重量物を持ち上げた時に発症するが、お辞儀しただけでも発症する恐れがある。ぎっくり腰の原因は未だ分かっておらず、したがって予防策も存在しない。通り魔的に痛みが降りかかってくるのである。大体の場合は1週間から2週間程度で自然治癒するが、その間は悪魔的激痛と戦わなければならない。人によってはベッドから起き上がれないほどの痛みに襲われる。一度発症すると再発しやすいと言われており、年配の方ほど脅威である。
ぎっくり腰になってしまったら、整形外科への受診をオススメする。ベッドで横になっているよりも、痛みに耐えて日常生活を送っている方が治りが早くなる研究結果が出ているので、湿布を貼ってでも日常の生活を心がけるべきだろう。ストレッチも有効とされている。
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