さすまた単語

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サスマタ
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さすまたの一例

さすまた(刺股、刺又、叉)とは、武器の一種である。

また、これを使う古武術のこと。

概要

相手を殺す為というよりは、取り押さえるために用いられる、二股に先が分かれた武器のこと。

江戸時代から用いられ、を持った犯人を取り押さえるために用いられた。U字の部分で相手をや地面に押し付け、動けなくしたり、棒の部分で殴ったりして使う。

そのほか、ホースによる消火ができず破壊消火火事の周りの建物を破壊して燃えるものをなくす消火法)しかできなかった時代には、屋をを壊すために町火消しが使っていた。消防署の地図記号は実はこれである。

武術にもさすまたを使う流があったが、多くが失伝してしまった。しかし、現在では防犯用具として見直されており、古文書からさすまた術を復活させようという動きがあったり、新たに使い方を考えてその使用法を警察や警備会社が導している。(このため、江戸時代のさすまた術と現在の使用法は若干異なっている。)

現在では機動隊活動家デモ隊を取り押さえるために装備していたり、ショッピングモール学校など大人数が出入する施設に不審者や通り魔対策として置かれている。

弱い?

とげ付きさすまたを使うちいかわ

しかし、

  • さすまたを使いこなすにはかなりの訓練が必要である。そもそもさすまたを使うための武術があったように、ちょっとやそっとで使いこなせる武器ではない。1日研修で習った程度でどの程度戦えるのか。
  • 普通負けすると抜けられる。取り押さえる側が非力で、犯人側が強ければ押し負けてしまう。
  • 江戸時代のさすまたにはトゲがあったが、現在のさすまたにはそれがない。そのため、柄の部分を持たれてしまうと意外と簡単に逃げられてしまうし、トゲがない分取り押さえる性としては弱体化している。(下記のYoutube動画も参照)

・・・などの理由から、「使うならもっと訓練の機会を増やすべきでは?」「普通木刀でしばき倒したほうがいいのでは?」なんて意見もある。戦うためには・・・もっと練習しろってコト!?

その他

ネット検索すると、「犯人抵抗できないトゲ付き」といってみたいなさすまたがでてくるが、もはやさすまたではなくである。

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