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ヤリ
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とは、武器の一種である。

概要

と並ぶ、手元用の戦闘武器と違って滑らせる切断ではなく刺突や遠心力を活かした重い打撃(食い込む撃)を的に製造された武器で、長い柄の先にが付いた形をしている。

長さは一般的には2mから3m前後(使用者身長の倍くらいが安)だが、大規模な歩兵部隊による交戦が行われた時代には4mから6m以上に渡る槍が用いられたという。また室内での戦いや個人戦闘といった場所で使う事を的に作られた、長さが1m前後の短槍もあり、これ以外では手元で振るう以外にも投擲に用いる槍も存在する(投槍)。

ちなみに柄の長い)の場合は長薙刀ナギナタ)、または長柄と言われる。この場合、渡りを得るために槍よりもが大きくなり、そのバランスをとるために柄は短めに造られる。

歴史についても、よりも先に使用される石(黒曜石など)ないし金属など)が少なく済み、旧石器時代から槍状の武器狩りでも用いられていたとされる。やがて人類が歴史を築くようになると戦争にて使われる事になる。が台頭するまでは、と並んで戦場力武器として用いられた。

槍を扱う武術は「槍術(そうじゅつ)」という武術があり、剣術などと並んで流が今も多く存在する。

槍の種類

種類についても柄の長さからの形状まで多種多様に別れるが、うち幾つかを大まかに紹介させて頂く。

西洋の槍

  • コルセスカ穂先が両と、のような形状ので構成される槍。多武器として知られる。
    詳しくは同記事を参照。
  • ジャベリン投擲用に使う槍。矢やの発達に伴い、徐々に姿を消していった。
  • トライデント:穂先が三叉状になった槍。銛として漁で用いる場合もある。
  • ハルベルト穂先にのような形状のと、その反対側に突起が付いた、独特な形の槍。コルセスカと並んで、多武器として名高い。
  • ランス:円錐状の形状をした槍。日本語では騎兵槍と呼ばれる。詳しくは「ランス(武器)」を参照。
  • パイク:特定の運用法のためにつくられたすごく長い槍。サリッサ(同記事参照)や長柄槍(日本)等の亜種がいるが、共通して密集し穂先を並べれば強いがそれ以外の場合は鈍重すぎてあまり役に立たないのが特徴。またこれらの武器の原産地は山がちな地域であることも共通。

日本・東洋の槍

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108 ななしのよっしん
2021/08/02(月) 06:47:17 ID: S8W20pwuNF
やりすぎてになった
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109 ななしのよっしん
2022/09/05(月) 21:22:27 ID: ezWfZysO5S
あと殴るタイプもあるね
見たくかち割るスタイル
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110 ななしのよっしん
2022/09/14(水) 06:59:21 ID: 2ekqfbYSSS
もし中世近世タイムスリップして武芸を身につけるとしたらだなあ。振り回すのかっこいいし、集団戦にも個人戦にもそれなりに強いのは魅力
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111 ななしのよっしん
2022/09/23(金) 13:09:36 ID: Po0zpB6Yt2
さすまたの項かったからここに書くけど中国ってさすまたなかったんだね
導入したのが2010年で警用钢叉の名称。钢叉は農業用のフォークみたいな
欧州でも時代によるけどマンキャッチャーなんていう武器があって非殺傷の治安武器ってのはある意味、法治を執行するうえで思想を反映する具だと思うけど中国中世犯罪者の処遇や検挙をどうやってたんだろうなぁ。単純な棒でしばき倒してたんかな
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112 ななしのよっしん
2023/11/30(木) 22:08:01 ID: ezWfZysO5S
はなかなか強そう
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113 ななしのよっしん
2023/12/01(金) 15:04:51 ID: ezWfZysO5S
そしてさすまた進化
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114 ななしのよっしん23333
2024/05/15(水) 07:21:55 ID: zS8rqS6l2y
山上先生の使ってた名が一番好き
次の時代を切り拓く最強
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115 ななしのよっしん
2024/09/03(火) 09:05:32 ID: f5y/vUCN1a
男(やりマン)
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116 ななしのよっしん
2024/12/17(火) 13:09:22 ID: R2/pR/6NvJ
>>101
「人数有利はあるか」「対騎兵用の戦術を採用しているか」「装備有利は十分にあるか」で変わるかと
兵側に全てっていれば兵有利、欠けていれば騎兵有利だと思う
原則としてコスト騎兵>>>歩兵なため個人戦や、集団でも戦術のないぶつかり合いで人数が互の想定だと大半は騎兵有利と考えられる(逆にコスト辺りだと歩兵が格段に有利だろう)
ただ騎兵価は戦術に組み込まれて他の兵科や地形と連携する事で発生するので、こんな時はこっち別の時はこっちが有利という形でしか評価できないと思う
戦国時代に使うような長は機動力に劣り、騎はまさに機動力が武器なので、地形や防柵で弱点を補う・火縄銃などで動きの止まった騎兵を攻撃するなどの必要があると考えられ、一方で戦国時代足軽がそれらを全く活用できない戦場も稀なので評価は難しい

集団単位では基本的に「規を保ち隊を崩さない密集した歩兵を単独で打ち破る力」はほとんどの騎兵にはなかったと言われる
一方で「規を保ち隊
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117 ななしのよっしん
2024/12/18(水) 11:27:25 ID: R2/pR/6NvJ
雑兵の多い戦国時代の長柄の部隊は騎武者を止められなかったかもしれないって話もあるようだ
・少なくとも長柄は立つし遅いので動的に騎武者を追いかけて攻撃する事はない
・実際に長柄の部隊は多く編成されたのでとしては十分機したはずである

というのが厄介で、例えば防塁や条網を人間がただ乗り越えるのはそんなに難しくないが、防御する人間が居ると乗り越えようと足を止めてる間に攻撃される=事実上乗り越えられない
仮に兵が騎兵に蹴散らされる程度の戦力だったとしても一時的に足を止めたり消耗する事で敵側の元気騎兵や投射武器に止めをさされてしまう
そうなると敵は騎兵が残っている状態でこちらは騎兵を倒す力のない兵だけが残る事になる=つまり事実騎兵兵を攻撃できず、兵が騎兵より弱かったり命をるほどの練度すらなくともとして成立する

練度が高ければどうだろう
練度の高い足軽に長柄を持たせて来るかわからない騎武者を待たせるよりは持ちやもっと短い武器を持たせて攻撃にも使える方が良さそうに思う
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
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