なかよしの党とは、日本の政治団体の一つである。かつて女性党(略称:女党)という名称だった。
歴史
黎明期
1989年(平成元年)に生活研究会が設立される。1993年に同会は新しい時代をつくる会として改組され、翌年に新しい時代をつくる党(略称:新時代党)が結党された。初代代表は今野福子。ちなみに今野福子は1989年まで化粧品会社アイスターの代表取締役社長を務めていた。
1995年(平成7年)に第17回参議院議員通常選挙に候補者を擁立したものの、全員落選する形となった。
女性党時代
1996年(平成8年)に新しい時代をつくる党を女性党に改称した。それから1998年の参議院議員通常選挙から5回連続で比例区で候補者を立て続けたものの、いずれも全員落選する形となっている。
公約としては主にと国会議員の半数以上を女性にする・永久平和の実現というものがあった。
党名のとおり、党員は主に女性だが男性も一応入党可能になっていた。ただし選挙で選ばれた候補者は全員女性(主にアイスターのセールスレディ)だった。
シンボルマークは正方形の中に人が二人(性別は党名の関係上おそらく女性)書かれたものになっていた。
2011年(平成23年)に解党した。このときの代表は福井智代。
なかよしの党時代
2013年(平成25年)に党名をなかよしの党に改称する形で再結成した。代表は鈴木弘子。シンボルマークは女性党のころのものと同じものを続けて使っている。公約もおおよそ女性党のころのものを引き継いだものになっている。
同年に行われた第23回参議院議員通常選挙では結果的に候補者の擁立は見送った。その後、公式ウェブサイトが閲覧できなくなった。
概要
- 母体は連鎖販売方式(俗に言うマルチ商法)を取る化粧品販売会社のアイスターと仏教系新宗教である和豊帯の会である。どちらとも創業者及び創設者は西山栄一である。
- 候補者が主にアイスターのセールスレディから擁立されるためか、候補者の服装がかなり派手なことになっている。
- 党本部は東京都港区東麻布1-29-9 プリンセスコート東麻布におかれている。
- 1977年(昭和52年)に存在していたフェミニスト政党日本女性党とは関係がない。なお、こっちの政党は男性の入党が禁止されていた。
関連動画
関連項目
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