オゴポゴ(Ogopogo)とは、オカナガン湖で目撃される未確認生物(UMA)の内の一体である。
概要
カナダのブリティッシュコロンビア州のオカナガン湖で目撃されている未確認生物。これまで様々な写真や映像が撮影されている事から存在する可能性が高いとされており、ネッシー程ではないが知名度は高い方である。オカナガン湖周辺で暮らすインディアン部族は「ナイタカ(湖の悪魔という意味)」というオカナガン湖の怪物が住んでいると言い伝えられている。オカナガン湖付近に像が建てられていたり、ケロウナ市の市章に描かれているなど現地では有名な存在となっている。
見た目はヤギか馬のような頭をしていて、背中にコブがあると言われている。体長は6メートルから9メートル程だが一部の目撃例では15メートルや20メートル程の大きさだったと言われている。正体は古代のクジラの先祖であるゼウグロドンやチョウザメ、湖の副振動や定常波・目の錯覚ではないかと言われている。
オゴポゴに因んでなのか、カナダの水棲UMAの名前に「~ポゴ」という名前が使われる事が多い(マニトバ湖のマニポゴ、シュスワップ湖のシコポゴなど)。
主な目撃例
1872年
オカナガン湖を航行している船からスーザン・アリソン氏がオゴポゴと思しき怪物を目撃。オゴポゴの最初の目撃例。
1926年
7月にJ.L.ロギー夫妻と孫二人がオカナガン湖の湖畔をドライブ中に目撃。湖面には7m程の木の幹のような物が姿を見せた。それには50cm程の大きさの頭が付いており、羊のような顔で鼻が尖っていたという。その後水中に消えていった。
同年8月にはジョー・スアリア―一家がボートに乗っている時に遭遇。持っていた銃で撃つと怪物は姿を消した。更に11月には湖で集団洗礼を行っていた人達が目撃している。
1974年
B.クラーク夫人がオカナガン湖を泳いでいる時、足に何かがぶつかった感触を感じたため急いで筏に上がって目の前を見ると巨大な生物が泳いでいた。未確認生物に接触したという極めて珍しい事例。
1992年
ポール・デマラがオカナガン湖を泳ぐ謎の巨大生物をビデオで撮影。その際モーターボートと水上スキーが通りかかり、スキーヤーが巨大生物とぶつかって転倒した。
関連動画
関連静画
関連項目
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