概要
ダイビングや素潜り、水中レストラン、海底トンネル、水中ポンプ、潜水艦などが挙げられ、どれも常に死の危険と隣り合わせなので高い技術を要求され用いられている。空気中よりも密度が桁違いに高く重く熱伝導率や音の伝わりやすさも高い。
大気中と水中でこんな違いがあるという一例
一部の水族館や施設など、透明な水中トンネルによって不思議な空間を演出しているものもある。
※一例はうろ覚えなので間違いやおかしな所は遠慮無くコメントor修正してください。
色彩
水中=青っぽいイメージもあるが、これは青色以外の光の波長が散乱してしまうため。
ただし極めて透明度の高い水中や海域を除き、距離・水深に応じて透明度が一気に落ちる。
(潜水艦には耐久性の意味もあるが窓がなく、あっても見えない)
二次創作な概要
キャラクター達が水の中に居る状態で描かれ、呼吸や酸素の必要性といった現実の壁を突破した状態が多い。
- 海洋・河川・湖沼・地底湖といった自然の水中。
- プール・浴槽・タンク・ため池などの人工物。
- 水槽や金魚鉢といった透明容器。
- 部屋の中や教室が水中など、陸上世界に水中を付与するもの。
- 厳密には水ではないが、水以外のジュースなどの中。
- 水生生物や水生植物と共に描かれる場合もある。
- 浮力や水流により頭髪や衣服がなびく、重力に捉われない身軽なポーズ。
- 泡のひとつひとつまで繊細に描写されている場合もある。
- 水属性のキャラクターは文字通り水を得た魚のように活きやすい。
幻想的であったり非現実的ながらも水中への憧れを表したような作品が見受けられる。
現実で絶対に真似しないように。(後述)
人魚・河童のような想像上の生き物も水への恐れと憧れから生まれたのかもしれない。
水族館など、単純に巨大な水槽の前でも若干似たような構図にはならなくはない。窓の外が水中などデザインの一部として取り入れられている場合もある。
サメ・ワニ・ピラニア・電気ウナギといった脅威が描かれる場合もある。(ギャグ漫画も含む)
その他
ゲームの場合は操作感覚が異なる場合がほとんど。
武器は弾速・射程・弾道が変化したり、火炎系の武器は大抵使えない。
酸素ゲージ等が表示される場合もある。大型の水泡に入ることで回復したり潜水具等で減少を軽減できる場合もある。水中戦や水中に特化したメカ・ロボット・発明装置などが描かれる場合もある。水中施設などもロマン。
環境を生かすもの
水中から奇襲され苦戦を強いられることもあれば、ギミックや排水装置によって同じ空間を陸上空間に転換し一転有利にしてしまう場合もある。水中への高圧電流によって一網打尽にする、水温自体を操作する、凍らせてしまう場合もあるなど応用の幅は広い。
一部漫画においては、空中を水中のように泳ぐ人物や動物が描写されたり、地面や物体・建物内部を水中のように潜水・移動・奇襲する様子を描く型破りな特殊能力が描かれるケースもあるなど、常識に捉われない作者のセンスが問われる。
現実において
水中においては呼吸を含めた自由な動きが大きく制限される。
潜水士や水難救助など、ただ酸素ボンベを背負って潜れば良い
…わけではなく、水自体はもちろん様々な潜水具やその特性の知識も必要となる。
事故
技術が進歩した現在においても水難事故が毎年起こっており、「たかが水に入って遊ぶだけ」と油断するのはリアル死亡フラグになりうる。例として離岸流で沖に流される、川底に引きずり込まれるといった自然の特徴を知っておくだけでもリスクは大幅に減らすことはできる。
人間以外
水中で使用するものは高い気密性が要求されるため、防水機能のない機械やスマホ・腕時計などは故障するし、自動車は水没車(冠水車)となって価値は大幅に下がる。使えてもシートなどはカビくさくなる。
5~10m程度の水深に対応した防水処置のある機材もある。(トランシーバーなど)
ワニなど、相手が苦手で自らが得意とする水中で待ち伏せたり水中に引きずり込むなど策士。
船舶においては水中の障害物や暗礁へ乗り上げるといったリスクもある。(海図に記載される)
深い水中に落とすと容易に回収できないため、船舶の鍵などはキーホルダーがフロートを兼ねている場合もある。キーフロートとも。
戦闘など
水中、深い場所を潜るというだけで隠密性が高い事から軍事作戦などに用いられることもある。元祖ステルスである潜水艦の活動、特殊部隊の敵地潜入・破壊工作・脱出などが描かれる場合もある。魚雷・機雷といった水中兵器も有名。
水中においては銃弾を効率的に停止させるが、手榴弾など爆発物の衝撃波はむしろ効率的に伝搬させてしまうため致命的なダメージを受けるといった不思議な特性もある。水中銃のような水中特化した銃器もあるが水の抵抗か射程に限度があり水深によってさらに射程は減少していく、地上での射撃精度が悪いなど世知辛い。
リブリーザーのような泡の出ない潜水機材もある。(水辺の敵に気泡によって発見されるのを防ぐため)
ちなみに潜水艦がどの深さまで潜れるかといった情報は軍事機密。
関連動画
関連静画
関連項目
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