オタケサンとは、スーパードンキーコング、および同作2に出てくるスコークスの間違った名前である。
概要
この名称自体は間違った名前であるので多用は禁物。
初出はスーパードンキーコング2のワールド3「船のはかば クレムクエイ」のスワンキーのクイズショーばりムズコース2問目、
「オウム」のアニマルフレンドのなまえは?
の選択肢の1つである。
アニマルフレンドの名前に関する問題にはたびたびおかしな名前が選択肢に入っていることが多い。
由来
ちなみに、このオタケサンという言葉にはちゃんとした由来がある。
昔は九官鳥やオウムにしゃべらせる言葉の代表的なものとしてオタケサンがあった。また、ヨーロッパなどでもオタケサンとしゃべる九官鳥やオウムなどがいる。これは日本に西洋医学を持ち込んだオランダ人、シーボルトが飼っていた九官鳥やオウムが最初である。
彼は在日中、「お滝さん」と呼んでいた「楠本滝」という女性と恋仲に落ちた。しかし、帰国時に当時持ち出し禁止であった日本地図を持ちだそうとしていたのがばれてしまい、再入国を禁止されてしまう。いわゆるシーボルト事件である。
そのとき、愛するお滝さんのことを忘れないように、と前述したように飼っていた九官鳥・オウムに「お滝さん」と教え込んだところ、九官鳥はその発音がなまってしまい「オタケサン」と呼んでしまうようになりそれがヨーロッパに広まったのである。日本でも外国から来た九官鳥はオタケサンとしゃべるのが普通だと昭和初期まで信じられていたようである。
いくつか少し違う説もあるが、どの説も基本はこの流れである。
ちなみに、この話には後日談がある。再入国禁止となったシーボルトだが、当時日本は鎖国中であり鎖国を解いたあとは幕府にまた招待され、普通に来日が実現したのである。
そして愛する人、お滝さんと再会できたのである。
その愛が伝わったのであろうか、実況プレイヤーからオタケサンを愛称として使われていることもある。
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関連項目
- オタケサン
- オタケ山
- サイゾウ
- でっていう
- スコークス
- スーパードンキーコング2
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