ソフィア・グバイドゥーリナ（1931～）とは、クラシック音楽のうち現代音楽に属する作曲家であり、本人は認めていないが多様式主義・折衷主義に括られる存在である。
概要
ソ連のタタール自治共和国（現ロシアのタタールスタン共和国）の出身。カザン音楽院を経てモスクワ音楽院に進みニコライ・ペイコやヴィッサリオン・シェバリーンの指導を受ける。1968年からペイコの推薦でモスクワの電子音楽スタジオで創作を始めるが、ショスタコーヴィチの存在を知り西欧の前衛的な音楽を取り入れた作風を確立させた。
楽器の特殊な組み合わせが特徴的な作曲家であり、本人は認めてはいないもののシュニトケに始まるロシアの多様式主義の文脈で語られることも多い。
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