ノーレイボーエクスプレスとは、JR北海道の気動車のうち、非冷房車を表す蔑称である。
概要
JR北海道といえば「スーパーサムイ」に代表されるように、極寒のイメージがつくことが多くみられていた。しかし、近年は北海道でも猛暑・酷暑が目立つようになり、道内を走る列車も冷房が取り付けられる事例が増えてきている。
ただ、キハ40形・キハ54形・キハ150形100番台など多くの気動車は現在も非冷房のままである。この非冷房車が近年の酷暑で地獄扱いされることから、2020年8月になってついに「ノーレイボーエクスプレス」の蔑称がついてしまったのである。
この蔑称の由来はJR北海道のジョイフルトレイン「ノースレインボーエクスプレス」。当該車両は冷房が装備されているが、現在でもJR北海道の気動車は「ノーレイボー(非冷房車)」がまだまだ多く走っているため、しばらくは酷暑に耐える必要も出てくるであろう。
現在、JR北海道ではH100形(DECMO)の導入が始まっているが、既存の気動車を冷房化する予定はないという。
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