パオウルムーとは、『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターである。
概要
飛竜種 | |
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パオウルムー | |
別名 | |
通常種 | 浮空竜 |
亜種 | 浮眠竜 |
登場作品 | |
モンスターハンターのモンスターテンプレート |
初登場は『モンスターハンター:ワールド』。
白い細かい体毛に覆われた細身の体、ネズミかコウモリなど哺乳類を彷彿させる顔つきをした飛竜種。プケプケといいコイツといいデザインと種族が合致していない気がするが
一応、平べったい尻尾など一部の部位には硬質な甲殻を纏っている。
本種の最大の特徴というのが外敵との戦闘時に段階的に大量の空気を取り込んで体(正確には長い首の辺り)をブワッと膨らませ、まるで首元に分厚いフェイクファーでも纏ったような体型に変化して翼の揚力ではなく浮力で宙を舞う事ができるというもので、この状態になると不規則な軌道で移動しながら圧縮した空気を発射して相手を吹き飛ばそうとしたり、タイミングを見てその外敵に対して体当たりやヒップドロップなどの直接攻撃を繰り出す。
ただし、モフらせろーと相手に飛びかかられたり、強い閃光を目に受けたりすると驚いて貯めた空気を全て吐き出して地面に落下してしまう。
陸珊瑚の台地が主な生息域で、その陸珊瑚が定期的に放出する卵を餌としており、空中を漂っている卵を空気吸引の要領で集めて摂取している。
しかし、攻撃手段に乏しい事からか同地でのヒエラルキー位置はそんなに高くなく、そこを支配するレイギエナをはじめとする他のもっと攻撃的なモンスター相手には基本的に分が悪い。
亜種
超大型拡張コンテンツ『アイスボーン』で追加されたパオウルムーの亜種。
体色が実際のコウモリのように黒くなり、その毛には一対の目のような模様が浮かび上がっているのが主な違い。
生息地も食性も異なっていて、大蟻塚の荒地に生息してそこでアリなどを捕食しており、気質も通常種よりかはおとなしめ。
通常種と同じく空気を吸い込んで体を膨らませられるが、その勢いは通常種以上で、ほとんど一瞬で首膨張形態に移行する。
さらに攻撃の際に出す圧縮空気に催眠ガスを混ぜ込んでから放出するという性質を持ち、そうして吐き出した催眠ガスはすぐには消失せずにしばらく滞留し続け、しかもパオウルムー本体の動きに応じて風の乗って動く事もあるため近くで戦っていると行動を風圧以上に阻害されやすく、そうして眠らせて無力化した相手に直接攻撃を仕掛けてくる。
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関連項目
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