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マトイ
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(まとい)とは、江戸時代の町火消が用いた旗印である。

概要

江戸時代建築物は多くが木造であり、季には燥した空気もあって特に建物の密集した江戸では火災が多発していた。そのような江戸において現在消防の役割を担っていた町火消が用いた旗印が「纏」である。

纏は単なる旗ではなく消防活動にも実用的に用いられた。現在では放による消火が一般的であるが、当時は消防用設備が不十分であり、の調達が容易ではなかった。そこで当時は「破壊消防」という手法が採用され、引火する原因となる物を破壊することによって消火をしていた。その消防活動において活動地点の印として用いられたのが「纏」である。纏は据え置くのではなく、「纏持ち」と呼ばれる担当者が担ぐことになっており、各組の徴となっていた。

漢字として

Unicode
F+7E80
JIS X 0213
3-23-99
部首
画数
21画
意味
身に着ける、町火消が使用した旗印
音訓
音読みは、テン、訓読みは、まとい。
語彙
纏う

曖昧さ回避

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1 ななしのよっしん
2018/03/13(火) 16:20:44 ID: DDu/qkmN+e
な法被姿の町火消しお兄ちゃん屋根に上ってを振っているということは、そのまで防火線として解体しますからねという意味。


土地も路地も狭い東京に幾筋かやたら大きい道路が整備されているのは大災害時の防火線を最初から付けてあるためであったりする。
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