フィリペ・コウチーニョとは、リーガ・エスパニョーラの強豪「FCバルセロナ」に所属するプロサッカー選手である。
概要
ブラジル・リオデジャネイロ出身。1992年生まれ・身長171cm・体重71kg。
小柄だがドリブルを得意とする攻撃型ミッドフィルダーである。
リオデジャネイロを本拠地とするクラブチーム・ヴァスコ・ダ・ガマのユースから2010年に
イタリアの名門インテル・ミラノへ移籍。
しかし目立った活躍を見せることができずに、リーガ・エスパニョーラのエスパニョールへの
レンタル移籍を経て2013年1月にイングランド・プレミアリーグのリヴァプールへ完全移籍。
プレミアの激しいフットボールに当初は苦しんだが徐々に結果を残し、
2013～14シーズンには33試合、2014～15シーズンには35試合に出場し、
攻撃陣の中核を担うこととなる。
2015～16シーズンには2シーズン連続でクラブ年間最優秀選手に選ばれた。
プレミアの上位チームで活躍すれば注目されるのも当然で、
2018年1月にリーガ・エスパニョーラの強豪バルセロナへ移籍。
メッシ・スアレスという強力なフォワードを擁するバルサは、
クラブを去ったシャビやベテラン・イニエスタの後継者としての役割を期待しているものと思われる。
ちなみに移籍金は１億6000万ユーロ（約218億円）という大金で、
美しいサッカーを求めるカンプ・ノウのサポーターは、移籍金に見合う活躍を求めている。
また、コウチーニョを失ったリヴァプールには創造的なプレーをする選手を失った穴埋めという問題が
発生し、早々と彼を放出したインテル・ミラノは、移籍先で活躍したデニス・ベルカンプや
ロベルト・カルロス、アンドレア・ピルロに続いてまたもや失敗を繰り返した、
とサポーターをがっかりさせている。
2010年から母国ブラジルのA代表に選ばれ、彼と入れ違いでバルセロナからパリ・サンジェルマンへ
移籍した同年代のネイマールと共にセレソンの一員として、ワールドカップなど世界の大舞台での活躍が
期待されている。
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