ホンダ・トゥデイとは、本田技研工業が1985年から1998年まで生産していた軽自動車である。
概要
1985年から1998年まで発売されていたボンネットバンタイプの軽自動車。
1993年から2代目の発売が開始されたが、いろいろあって初代も継続販売され最終的に軽自動車の規格変更が行われるまで併売されていた。
歴史
初代(JA1,2型、1985年~1988年)
1985年発売。
丸目やワンアームワイパーなどの特徴的な装備を搭載していた。
エンジンはEH(直2 550cc)を搭載、当初は新開発のエンジンを搭載する予定だったが、最終的にはアクティのエンジンをベースに開発されたものになった。
トランスミッションは4速マニュアルとホンダマチックの2種を設定。
初代・マイナーチェンジモデル(JA1,2,3,JW1,2,3,4型、1988年~1998年)
1988年発売。
上記モデルのマイナーモデルであるが、外装や内装デザインはほとんど別物となっている。
このモデルから4ナンバーの商用モデルのほかに、5ナンバーの乗用モデルも追加された。
エンジンはE05A(直3 550cc)を搭載、グレードによって一部仕様が異なり、キャブレター仕様とPGM-FI仕様の2種が用意されていた。
このモデルでは軽自動車初のスライド式ガラスサンルーフが用意され、CMでも大々的に宣伝されていた。
1990年3月には一部改良を実施。
軽自動車規格の変更を受け、エンジンをE07A(直3 660cc)に変更、それまで特別仕様車として設定されていた「ポシェット」がカタログモデル化された。
翌月には4WDモデルを追加した。
1993年には2代目へとモデルチェンジを実施。
乗用モデルは生産を終了し、商用モデルも「トゥデイプロ」の1モデルのみとした。
1994年には2代目の売れ行き不振などからラインアップを拡充、「ハミング」シリーズが追加された。
最数的には2代目と同じく新規格移行前まで販売が続けられ、1998年に生産を終了した。
2代目(JA4,5型、1993年~1998年)
1993年発売。
このモデルからは乗用モデル専用のみの設定となる、商用モデルは初代が継続販売されていた。
また、トゥデイとしては初の5ドアモデル(厳密に言えば4ドア)も設定されていた。5ドアには「アソシエ」というペットネームがつけられていた。
エンジンはE07A(直3 660cc)を搭載、グレードによって仕様(MTRECの有無)が異なっていた。
このモデルはリアトランクが特殊な形状をしており、開口部が他の軽に比べて非常に狭くなっていた。(荷室が独立しているため、正確にはハッチバックではなくノッチバックとなる)
また、一部グレードにオプション設定されていたABSを装着するとABSユニットがリアトランク内に設置され、さらに荷室が狭くなってしまった。
そのことが原因で売れ行きは落ち込み、1994年には初代のラインアップが拡充された。
1996年にはマイナーチェンジを実施。
リア周りのデザインを一新し、通常のハッチバックとなる。
1998年には生産を終了。
カーレース
魔改造をするとめちゃくちゃ速い。完成度の高いものは250馬力、220km/hをほこる。
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関連項目
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