代表取締役刑事とは、石原プロモーションが制作し、テレビ朝日系列で1990年~1991年の日曜日の夜8時に放送をしていた刑事ドラマの一つである。初回のみ2時間スペシャルで全45回。
概要
『ゴリラ・警視庁捜査第8班』が終了して半年後に開始。舞台は東京の下町にある警視庁・辰巳署で、主人公・舘ひろし演じる辰巳署刑事防犯課係長・兵頭真警部補を中心にした「人情刑事ドラマ」となる。番組の雰囲気は『西部警察』の後継番組である『私鉄沿線97分署』(1984年~1986年・制作は国際放映)にかなり近い。
番組のタイトルは“社会において市民を守る刑事は、企業で社員を守る代表取締役と同じ”と言う意味で名づけられている。石原プロモーション社長・渡哲也も辰巳署刑事防犯課課長・橘謙司警部として出演をしている。なお、橘警部は『西部警察』の大門圭介と所轄署対抗の剣道の試合で勝負をしたという裏設定もある。また『ゴリラ・警視庁捜査第8班』に引き続き、三菱自動車が車両提供を担当。当時登場したばかりの高級車・ディアマンテが兵頭警部補の車両として登場をしている。その他の覆面車は、『ゴリラ・警視庁捜査第8班』で使用された車両をそのまま流用をした。
視聴率はあまり振るわなかった。番組後半には渡哲也も直腸がんのため自分のシーンを撮影を終えてから療養に入っている。
女優・酒井法子は橘警部の娘・日向子役としてセミレギュラーとして出演。女優として本格的に活動するきっかけとなる番組でもある。
主題歌はB'zの『孤独のRUNAWAY』が使用されている。『ニコニコ動画』では、『孤独のRUNAWAY』が使用されている動画にタグとして貼られるのが殆どであるが、30話~最終回からのED曲としてT-BOLANの『悲しみが痛いよ』にもこのタグが打たれる。
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