件とは、以下のことを表す。
- 件(くだん) - 半人半牛の日本の妖怪
- 件 - 内田百間の短編小説
- 件(くだり) - 文章の一部分
- 件(くだん、くだり) - 前に述べた事柄
- 件(ケン) - 事柄。とくに問題になるようなもの、特別なもののこと。インターネットで、掲示板のスレッドのタイトル、ブログのタイトルによく使われる。例:パクリだらけだった件
- 件(ケン) - 事件や検索結果などを数える助数詞
漢字として
件
- Unicode
- U+4EF6
- JIS X 0213
- 1-23-79
- 部首
- 亻部
- 画数
- 6画
- 意味
- 分ける、区別する、事物を数える助数詞、一つ一つのもの、常ならぬ事情、証書という意味がある。〔説文解字・巻八〕に「分つなり」とある。
- 字形
- 人+牛の会意。〔説文解字〕は「牛は大物なり、故えに分つべし」と解説している。
- なおこの字は、六朝末から唐宋のころから使用された字である。そのため段玉裁は〔説文解字注〕で、〔説文〕のこの字の記述は、後世に追加されたものであるとしている。
- 音訓
- 音読みはケン、訓読みは、くだん、くだり、わかつ。名のりに、かず・なか・わか、がある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 件件
- 1
- 0pt
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