アブソルとは、ポケットモンスターに登場するNo.359のポケモンである。初登場はルビー・サファイア。
基礎データ | |||
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名前 | アブソル | タイプ | あく |
英語名 | Absol | 高さ | 1.2m |
分類 | わざわい | 重さ | 47.0kg (通常) 49.0kg (メガ) |
全国図鑑 | #359 | 特性 | プレッシャー |
ジョウト | #― | きょううん | |
ホウエン | #152 | 隠れ特性 | せいぎのこころ |
シンオウ | #209 | メガ特性 | マジックミラー |
イッシュ | #― | グループ | りくじょう |
#216 | 孵化歩数 | 6400歩 | |
カロス | #― | 性別比率 | ♂:50.0% |
アローラ | #245 | ♀:50.0% | |
世代 | 第3世代 | 努力値 | 攻撃+2 |
進化 | 進化しない |
図鑑説明
- ポケットモンスタールビー
- アブソルが ひとまえに あらわれると かならず じしんや つなみなどの さいがいが おこったので わざわいポケモン という べつめいで よばれた。
- ポケットモンスターサファイア
- しぜんさいがいを キャッチする ちからを もつ。 けわしい さんがくちたいに せいそくし めったに やまの ふもとには おりてこない。
- ポケットモンスターエメラルド
- そらや だいちの へんかを びんかんに かんじ さいがいを さっちする のうりょくを もつ。100ねん いきる ちょうじゅの ポケモン。
- ポケットモンスターファイアレッド・リーフグリーン、ポケットモンスターY
- さいがいの よちょうを かんじると すがたを みせる ために わざわいを よぶ ポケモンと ごかいされていた。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール、ポケットモンスターX
- さいがいの よかんを かんじとる。 きけんを しらせる ときだけ ひとまえに あらわれるという。
- ポケットモンスタープラチナ、ポケットモンスターブラック・ホワイト
- ツノが わざわいを かんちすると うわさされ ねらわれたため やまおくに すがたを けした。
- ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー
- しぜん さいがいの よちょうを キャッチする ちからを もつ。 じゅみょうは 100ねんを こえる。
- ポケットモンスターサン
- 通常
- めいしんが はびこる むかし わざわいを もたらすと いみきらわれ やまの おくへと おいやられた。
- メガアブソル
- つばさのように さかだつ たいもうを はばたかせて あいてを いあつする オーラを ほとばしらせるのだ。
- ポケットモンスタームーン
- 通常
- わざわいを もたらすと いわれるが じっさいには おだやかな せいしつ。 さいがいの ききを ひとに しらせる。
- メガアブソル
- メガシンカの エネルギーが みなぎり ぜんしんの たいもうが さかだつ。 つばさでは ないので とべは しない。
概要
- 攻撃力はずば抜けて高いが他の能力(特に耐久面)はお察しくださいというポケモン。インファイトなどは当然のこと、交代目的のとんぼがえりでも致命傷を負いかねない。使いこなせれば強いが、読みが外れると何も出来ずに終わってしまう可能性が高くアブソルは上級者向けのポケモンである。
- 全ポケモンNo.1のふいうち、マジックコート、さきどり、よこどり、つるぎのまいなどの豊富な補助技、耐久を補うきあいのタスキを活かした読み合いが得意。サブウェポンには、ばかぢからやサイコカッターやストーンエッジなども。特攻は平凡だが技は豊富なので、鋼対策や4倍狙いでだいもんじや冷凍ビームを覚えさせる人もいる。
- とはいえガブリアスなど600族クラスのポケモンは不意打ちでも確1にはできない場合も多く、ゴリ押されてしまう事も少なくない。その場合読み合いに持ち込める状況を作る必要があり、その意味でも上級者向けである。
- 設定のおかげか、天候技をすべて覚える。
- 第3世代においては、当時悪技は特殊依存だったので活躍する機会がなかった。
- 第4世代ではきょううんという強力な特性を入手。そして物理攻撃になったつじぎりやサイコカッターを生かして活躍できるようになった。ピントレンズを持たせての急所狙いもハマれば非常に強力・・・だが運否天賦に身をまかせられる方向け。また、HGSSからだがタマゴ技でメガホーンを習得。ブラッキーやルンパッパ対策に使える・・・かもしれない。
- 第6世代にあたるポケットモンスターX・Yでは、メガシンカを獲得(後述)。また、急所ランク+3で技が必ず急所に当たるという仕様が加わり、アブソルの場合「きょううん(+1)」+「ピントレンズ(+1)」+「急所に当たりやすい技(つじぎり・ストーンエッジ・サイコカッター等、+1)」で確定急所となる。リフレクターや下がっているこちらの攻撃ランク・上がっている相手の防御ランクを無視できるのは魅力的だが、ピントレンズが必要になる関係で襷を持てなくなる・急所に当たりやすい技の基本威力が軒並み低めという難点も抱えている。
- 第7世代では前世代でメガガルーラやメガクチートが暴れまくったせいで不意打ちが弱体化(威力80→70)させられることに。一致技として使っていたアブソルやドンカラスはじめ悪タイプにしてみればとんだとばっちりである。
- 第8世代では当初リストラかと思われたが、DLC冠の雪原で復帰した。他の仲間同様にメガシンカは没収されたが、代わりにインファイトを獲得。
- 本編新作に登場できずリメイク作品でようやく参戦したり、そもそもその世代中リストラされていたり(第8世代以降)と不遇なポケモンも多いなか、アブソルは本編新作でもリメイクでも登場しまくり登場してない作品の方が少ないという状態で、この意味では優遇されている。第4世代ではDP、Ptの時点でしっかり出ているにもかかわらずHGSSにも登場し、ポケギアのホウエンソングさえ鳴らせばどこの洞窟からも出るという待遇を得た(そのため、ディグダのあなという変な場所にも出現する)。
- 下手をしたらほぼ全ての地方に居る可能性のあるポケモンだが、LEGENDSアルセウスで語られた史上初のシンオウ図鑑には未掲載。よっぽどの秘境に住んでいたのか、そもそもこの時代のシンオウ(ヒスイ地方)には居なかったのか。
- アニメでは、AG初期のオープニングで天空にそびえる岩の柱の上に立ち、かまいたちを放ってくる(しかも曲の盛り上がり所で)という妙な良待遇を受けた。そのためこいつを伝説ポケモンと勘違いした人も多いだろう。ポケモン持ってない人がこいつをレックウザと間違えたのはよくある話。
- 映画「七夜の願い星ジラーチ」ではジラーチをファウンスに送る手伝いをした。
メガシンカ
アブソルもまた、メガシンカと呼ばれる変化を起こすポケモンの1体として発表された。エネルギーが増えたことで体毛が逆立ち、翼のようになっている。
- メガシンカによって「マジックミラー」を特性として獲得。不意打ちが決め技のアブソルにとって(少なくともアブソルへ向けた)補助技を牽制できるのは大きく、不意打ちを決めやすくなるだろう。種族値はとことん攻めの部分を強化した形となり、攻撃・特攻・素早さの伸び具合が目覚ましいが、耐久面はメガシンカ前と全く変わらない。そのため、低耐久を補う襷の方が使いやすかったという声もちらほら。ちなみに、メガシンカした状態なら悪タイプのポケモンの中でも最大火力でふいうちを放てる(次点は通常のアブソル)のだが、特性「ちからもち」が適用されたメガクチートのふいうちに負けている。
- 公式が強調しているのは攻撃と素早さだが、特攻も十分な値に伸びている上、上記の通り特殊技は種類が豊富で優秀な技も多いので、物理一本にするのではなく特殊技も加えた両刀アタッカーも検討の余地がある。
- アニメでは特別篇『最強メガシンカ~Act I~』にてエリートトレーナー・アヤカが使用。メガリザードンXと対決した。
- 映画「破壊の繭とディアンシー」にて再登場し、相性上とても不利であるサトシのルチャブルを撃破した。
これによりアヤカは、映画冒頭に行われるバトルでは珍しくサトシに勝利している。 - その後アニメ本編にもカロスリーグで登場。ルチャブルと再戦し敗れた。
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関連項目
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