伊東たけし単語

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伊東たけしとは,日本のサックス,ウインドシンセサイザー,フルート奏者である。

2018年現在,フュージョンバンドT-SQUAREに在籍。

概要

1954年生まれ,福岡県出身

中学時代にブラスバンドにてユーフォニアム,チューバを担当し高校時代はフルート,更にサックス奏者である渡辺貞夫の著書の影響でアルトサックスを始める。

1978年にTHE SQUARE(現在のT-SQUARE)に加入。フロントを飾りサントリーホワイトのCMに出演するなど人気を博したが1991年に脱退。その後は海外等でソロ活動をしていたが2000年にT-SQUAREに復帰。2018年現在もT-SQUAREにてフロントを務めている。

余談だがソロとして渡米のした際「たけし」が海外の人には発音しづらいという理由で1988年に小室哲哉に先駆けて「T.K.」と名乗ってたりする。

日本におけるウインドシンセサイザーの第一人者とされ,ウインドシンセ黎明期にLyricon(リリコン)を演奏しその縁から後のAKAI EWI(当時はスタイナーホーン)の開発にも携わる。EWIのグライドプレートがオクターブローラー横に来たのは紛れもなく氏のアイデアだが本人はまったく使用していない。自身専用機のTakecon-1,YAMAHAのプロトタイプMIDIドライバ(後のWXシリーズ)も一時期使用していた。現在は初代EWIのEWI1000＋EWV2000を使用。

氏の特徴である分厚い芯のある音色は前述のユーフォ,チューバの音色から着想を得ているとされ80年代の音色はいまだにファンから唯一無二の音色とされる。

サックスに関しては同じくサックス奏者のデヴィッドサンボーンから影響を受けており,楽器のセッティングも一時期非常に酷似していた。暖かくも凛とした音色は特にバラードにて定評がある。HYの366日,名探偵コナンのテーマ(世紀末の魔術師ver)等のサックスも実はこの人である。

ニコニコ動画ではガタイの良さ,口ひげ,帽子から「マリオ」と呼ばれたりシをツに読み替えた「タケツ」と呼ばれることが多い。

代表曲

• TRAVELERS
  • 前述のサントリーホワイトのCMに出演した際の楽曲。なおこの時の肩書は「リリコン奏者」
• ALL ABOUT YOU
  • TRAVELERSと同じくサントリーホワイトのCMで使用された。キャッチコピーは「僕はネ・シ・ロです」
• OMENS OF LOVE
  • 吹奏楽の定番曲だがオリジナルはTHE SQUAREである。ライブではオープニング曲となることが多い。
• TAKARAJIMA
  • こちらも吹奏楽版が有名だがオリジナルは伊東たけし氏がTakecon-1で演奏している。吹奏楽版にも氏がサックスで参加した音源が存在する。
• TRUTH(T-SQUARE)
  • 言わずと知れたF1のテーマ曲。ニコニコ動画では本田雅人氏の方が有名だがオリジナルはこの人の演奏である。現在もライブでアンコール等で聴くことができる。
• TWILIGHT IN UPPER WEST
  • 伊東たけし渾身の名バラード。氏のサックスを堪能することができる。実際に吹いてみると意外と体力配分が難しい曲であることが分かる。
• FAMOUS
  • 住友金属のCMにて使用。本人もソロアルバム「T.K.」と同じ格好で出演している。キャッチコピーは「心はいつも創造の原野にいる。」

関連動画

関連項目

• T-SQUARE
• 安藤まさひろ
• EWI
• F1
• フュージョン