傲慢かもしれないがとは、傲慢かもしれないが、そうせずにはいられない気持ちを表した台詞である。
傲慢かもしれないが、概要を説明せずにはいられなかった。
「獣旋バトルモンスーノ」第1話にて、ジェレディ・スーノ博士(CV:藤原啓治)が口にした台詞が元ネタ。
失踪した父・スーノ博士を捜すチェイスたちは、研究所で手に入れた最新型のタブレット(のちに名称コアタブレットと判明)にスーノ博士の居場所の手掛かりがあると思い、タブレットを起動させる。
するとスーノ博士のホログラムが出現し、発見した未知なる新物質について語り始めた。このタブレットには新しいエネルギー源、モンスーノエナジーの応用・開発に関する研究の初期リポートが記録されていたのだ。
ホログラムの博士の口からは、長い研究の末に驚愕の新事実を発見したこと、新たな生命物質を「モンスーノ」と名付けたことが語られたのだが、その際に博士の発した台詞が
傲慢かもしれないが、自分の名前を用いずにはいられなかった。
(英語版:A bit of vanity, I know, but I just couldn't help myself. )
である。
つまり、博士の姓「スーノ」から「モンスーノ」と名付けたのである。
説明中、タブレット上には研究データが次々と表示されていったのだが、この台詞のときだけは、なぜかキメ顔をしたスーノ博士の画像(右)が表示された。
この台詞と画像によるインパクトの強さと汎用性の高さから、ニコニコ公式配信では「傲慢かもしれないが」に続く改変したコメントを冒頭で流すのが恒例となっている。
また、この画像は以降の回でもたびたび登場しており(博士の行方を追う敵対組織が参考写真にしている)、そのつど視聴者の笑いを誘っている。
さらに、上述の第1話から7ヶ月後に放送された第32話では、次回予告においてスーノ博士の口から
傲慢かもしれないが、あとは君たちに任せたぞ!
という台詞が発せられた。
ファンの間で「傲慢かもしれないが」がネタにされていることを、製作側も認知しているのかもしれない。
傲慢かもしれないが、疑問を抱かずにはいられなかった。
ニコニコ動画においては、上記で述べた改変のほか、スーノ博士が登場するたびに「傲慢な〇〇(博士に関する記述)」といったコメントがされるが、博士は本当に傲慢なのであろうか。
傲慢とは、「驕り高ぶって人を見下すこと」なのだが、学者が自分の発見したものに自分の名前を用いることは何ら珍しいことではない。
人によってはこの行為が驕っていると言うかもしれないが、だからといって人を見下しているとはとても思えない。
むしろ自らの行為に「傲慢かもしれないが」と言っているあたり、スーノ博士の謙虚さを表した台詞であるといえよう。
しかしながら、博士の放った「傲慢」の二文字のインパクトは強く、一見するとスーノ博士=傲慢ととれるようなコメントが後を絶たない。
スーノ博士が傲慢な訳ではないが、視聴者にとってはもはや博士と傲慢は切っても切れない関係になってしまっているのかもしれない。
傲慢かもしれないが、関連動画を紹介せずにはいられなかった。
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傲慢かもしれないが、関連項目にも注目せずにはいられなかった。
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