私はいいと思うとは、キン肉マンの新シリーズに登場するザ・マンが単行本第55巻160話にて発した迷言である。
私はいい概要と思う
この項目は、キン肉マンの新シリーズのネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
新シリーズ160話は、キン肉マンの作中に登場する、完璧超人始祖達の回想シーンがメインであり、一部の完璧超人達が使用する、マグネットパワーの発見と扱いに関する始祖達の見解の相違が描かれている。
マグネット・パワーとは簡単に言うと、地球という星の持つ超人パワーで有り、その力を取り込む事で超人の力(超人強度)を何倍にも増やす事ができるようになるのだ。
サイコマン「これは世紀の大発見です!」
と、発見者で有りマグネット・パワーの名づけ親であるサイコマンが、マグネット・パワーの有用性を説くものの、他の始祖達に悉く否定されるという展開。
アビスマン「そんな手品みてぇなやり方でパワーを増強させて何が楽しいってんだ?ほとんどドーピングじゃねえか!」
ガンマン「誰がきさまの考えに賛同するかー!」サイコマン「はい そこ うるさい」
ペインマン「研究自体は否定しないが、借り物の力を闘いに組み込むのは賛同しかねる」
シルバーマン「世紀の大発見だけど封印すべき。これは神の領域だ」 「命を弄ぶような力なんて使うもんじゃない」
と、マグネット・パワーを完全否定する始末。そんな状況の中、諦めきれないサイコマンは……
サイコマン「私の意見に同調してくれる方は…誰か 誰か挙手してくださいよ!」「ちょっと嘘でしょ?たったのひとりもいないのですか!?」
そんなサイコマンの必死の呼びかけに、手を挙げたのはザ・マン唯一人。その時、発した台詞が…
「私はいいと思う」
である。
これには、提案者であるサイコマンですら(色々な意味で)困惑する始末。シルバーマンなどは思わず正気ですか?とザ・マンに考えを改めるように忠言するものの……
ザ・マン「何があろうと私たちが使い方を誤ることはない」 「むしろ私たちこそ率先して研究していくべきだ、私たちは完璧なのだから」
こうして、マグネット・パワーの研究と利用が開始される一方、この件を境に始祖達の足並みは乱れ、やがて対立や離反に繋がる事となる。
即ち、(ザ・マン)本人が良いと思ってるだけで全然良くなかったのである。
尚、(オメガ・ケンタウリの六鎗客編のネタバレにつき反転注意)
後にオメガ・ケンタウリの六鎗客編において、滅びゆく星を救う手段としてマグネット・パワーに焦点が当たる事になるが、その活用法は超人からエネルギーを引き出し星に与えるという、正に真逆の活用法で有るようだ。
この状況を、第一発見者であるサイコマンと最後までマグネット・パワーを否定していたシルバーマンが知ったらどう思うのか興味深いところでは有る。
私はいい関連静画と思う
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- なし
- 4
- 0pt