十勝インターナショナルスピードウェイとは、北海道河西郡更別村にあるサーキットコースである。
コース全長:5,091m FIA国際公認
概要
1992年開設。
スーパー耐久シリーズの一つ、「十勝24時間レース」の舞台となっていたが、施設所有会社である十勝モーターパーク株式会社の清算に伴い、開催調整時期に施設使用の見通しが立たず、2009年度の開催は見送られることとなった。
その後10月26日に、社長自らがレース経験があり、モータースポーツ系携帯ゲームコンテンツ提供会社であるMSFが施設を購入。2年間の時間を掛け施設の改修し、2011年の十勝24時間レース再開催を目指すとした。
現在もサーキットの運営は続いており、来季のD-1グランプリ開催に意欲を見せている。
SUPER GTの前身であるJGTC時代はレース開催地となっていたが、SUPER GT発足後はカレンダーから外されている。
一部にSUPER GT開催復活を待望する声もあるが、サーキットの所在地・立地の関係で、エントラント・主催者の負担が大きく、復活の見込みが立っていない。
SUPER GT唯一の海外大会であるマレーシア・セパン大会の経費の一部が現地オーガナイザーの負担であった為、「十勝の開催は海外大会よりも金がかかる」とも言われていた。
立地、アクセスについて
立地している更別村は、道外からの利用客、エントラントにとっては帯広空港から車で40分ほどで到着できたが、鉄道は最寄りの駅がJR帯広駅で、そこから車で1時間以上、札幌からの車での移動では日勝峠や狩勝峠などの難所を越えなければならず、おいそれと訪れることも困難な場所であった。
このアクセスの悪さが、経営の悪化、主催者、エントラント側の負担増によるメジャーレース開催の難しさの原因となっていた。
しかし近年では、道東自動車道が開通し、さらに更別村まで帯広広尾自動車道が開通したことで、札幌から千歳JCT、帯広JCTを経由して所要時間が大幅に短縮された。また、帯広広尾自動車道が帯広空港にも最寄りとなり、空港からの所要時間も短縮された。
関連項目
外部リンク
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