単語

コク

とは、かに何か言う、宣言する、訴えることを表す漢字である。

漢字として

Unicode
U+544A
JIS X 0213
1-25-80
部首
口部
画数
7画
読み(常用)
コク
訓読み(常用)
つげる
Unicode
U+543F
部首
口部
画数
7画
意味
旧字体は吿。
  1. つげる、訴える、広く知らせる、休暇を乞う、報せる
  2. を)祖に知らせる
  3. と通じて)罪をただす
音訓
読みは1.の場合、コウ音、音)、コク(慣用音)、2.の場合、コク(音、音)、3.の場合、キク(音)。訓読みは、つげる。
規格・区分
常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一準。1946年に当用漢字に採用され、1981年常用漢字になった。
部首
告は〔説文解字〕では部首である。ほかにが属する。
告を符とする漢字に、、峼、䧊、、晧、焅、牿、祰、硞、窖、酷、誥、鵠などがある。
告引・告祭・告朔・告訴・告知・告白・告発・告別・告文

字形説

告の新字体は、上の部分が土のようになっているが、旧字体の吿は縦線が下の横線を突き抜けていて、と同じ形である。小篆体もの下に口がある字形となっている。

このため告の字形については、の会意、符とした形などの説がある。

説文解字・巻二〕には「、人に觸る。木を箸(つ)く。人に告げる所以なり。口にふ」とあり、+口で、根拠として「易にく『の告なり』と」と〔易経〕を引用し、これに基づいて字形の解釈を述べている。しかしこの解釈には昔から異論が多いく、たとえば段玉裁は注で許の解説を否定し、符がの形としている。

+口の会意の解釈について、を犠牲をげてに訴える説(〔疑〕、〔古籀編〕、〔部首訂〕など)、の口を塞いでいる意味で梏の初文とする説(〔説文解字注箋〕)、に横木を付けて人に慣れていないであることを警告する意とする説(〔義〕)、の鳴きとする説などがある。

ほかに+口ではなく、之+口の会意で行って告げる意とする説(〔文〕)や、舌を伸ばした形という説(潘任)もある。

文・文の字形はでないため、白川静は上部は木の枝、下は祝詞を納めた祝器を表し、のようなな木の枝をつけて祝詞をげ、祈る意味とし、が告げるので告ぐ意味があるという。

異体字

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