器とは、容器のことである。また人間の器量をいう。
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漢字として
器
- Unicode
- U+5668
- JIS X 0213
- 1-20-79
- 部首
- 口部
- 画数
- 12画
器
- Unicode
- U+FA38
- JIS X 0213
- 1-15-22
- 部首
- 口部
- 画数
- 13画
- 意味
- 旧字は器。
- うつわ、入れ物、道具、什器、兵器、ある用途にしか役立たない、人の才能、器官、具体的な事物、度量、役に立つ、用いる、重んじる、人材を活用するという意味がある。
- 〔説文解字・巻三〕に「皿なり」とある。
- 字形
- 㗊+犬の会意。諸説ある。
- 㗊を並べた祝器、犬はいけにえにした犬で清めの儀礼の意とする説(白川静)、㗊は並べたたかつきの器(豆)を表し、犬はいけにえの犬とする説(〔職墨〕)、犬の肉を器に載せる意とする説(〔古籀篇〕)などがある。
- 〔説文〕は「器の口を象る。犬は之れを守る所以なり」と並ぶ容器を犬が守る字とするが、犬が守る理由が明らかでない。
- 音訓
- 音読みは、キ(漢音、呉音)、訓読みは、うつわ。
- 規格・区分
- 器は常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 器愛・器宇・器懐・器械・器官・器幹・器玩・器具・器使・器識・器質・器重・器皿・器物・器用・器略・器量
異体字
噐
- Unicode
- U+5650
- JIS X 0213
- 1-51-58
- 部首
- 口部
- 画数
- 15画
- 器は旧字体で人名用漢字である。JIS X 0213第三水準。2004年に参考字体から格上げされた。
- 噐は、俗字。〔玉篇〕に「俗の器字なり」とある。JIS X 0213第二水準。
- 𡄛は、〔字彙補〕にある古文。
- 𦈯は、〔類篇〕に「器、或ひは𦈯に作る」とある異体字。
- 𠾖は、字形の重複した字。
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