囗とは、城郭を表す漢字であり、部首である。口でもロでも□でもない。
漢字として
囗
- Unicode
- U+56D7
- JIS X 0213
- 1-51-88
- 部首
- 囗部
- 画数
- 3画
- 意味・字形
- 城郭で四方を囲んだところの象形。〔説文解字・巻六〕では「回(めぐ)るなり。回帀(かいそう)の形に象る」とある。回も帀もめぐる意味だが、回は水が、帀は帯が周る形。この字は城郭の形による。
- 〔字彙〕に國の古文と載っているが、國の初文は或である。また〔玉篇〕は圍(囲の旧字)の古文としている。
- 音訓
- 音読みはイ(漢音、呉音)、訓読みは、めぐる。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。JIS X 0213第二水準。
- 部首
- 囗は部首、囗部を作る。構として用いられ、くにがまえと呼ばれる。意符として囲うことや回ることを表す。
互換文字
- 1
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