「子どもには見せられないシーンがこのあと始まるわ。」とは、楳図かずおの漫画『14歳』の台詞である。
概要
2121年、「もの(人工人間)」が商品として作られるようになったこの時代では、ものによる殺人プロレスが流行していた。
「心臓をえぐり出しにぎりつぶしたら勝ち」というルールによる、人間にはできない過激かつグロテスクな試合は、立体放送でどこの家庭でも見られるようになっていた。
放送では子供に凄惨な状況を見せないため、特殊なメガネをかけないと映像がボケて見られなくなる対策が取られていた。
そんな中、立体放送で試合を見ていた各家庭の子供が「行かなくちゃ」と夜の家を飛び出す事象が発生。
そのうちの一人、りりなも家族が試合に夢中となっている隙を見て抜け出して行く。
その後、りりなの母親はりりながいなくなったことに気づいたが、トイレに行ったのだろうと考え、そのまま観戦を続ける。
そしてその試合では、もののプロレスラーであるゾンビ草野が対戦相手の美少年嵐を犯そうとしていた。
よかった、りりながいなくて。
子どもには見せられないシーンがこのあと始まるわ。
と安堵する。
コラ
ネットでは2022年より、ドラえもんに「子どもには見せられないシーンがこのあと始まる」と言わせるコラ画像が流行。
『ドラえもん』の元ネタはコミックス第26巻「のび太の地底国」の一コマで、実際は「ほっとくと国がみだれる。」と言っている。
このコラ画像はエロい展開が仄めかされた漫画やイラストを煽る際に使われることが多く、これが転じて、背景に描かれているオノマトペの「スック」が「セックス」「よっこらセックス」に改変されたコラ画像も出回っている。
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- なし
- 1
- 0pt


