存単語

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存とは、東アジアの人名である。

人名

• 伊藤存（ぞん） - 日本の現代美術作家
• 朱存（? - ?） - 後梁の皇族
• 張存（? - ?） - 後漢末の武将

架空のキャラクター

• 夏侯存 - 小説「三国志演義」の登場人物

漢字として

意味

在る、生きている、観察する、保つ、いたわる、問う、思う、訪れる、（荐と通じて）薦める。

〔説文解字・巻十四〕には「恤（うれ）ひ問ふなり」とある。

字形

諸説ある。

• 才声の形声（〔説文（大徐本）〕）
• 在声の形声（〔説文（小徐本）〕など）
• 孫声の形声
• 在の省略に従い孨声の形声説（〔説文解字通訓定声〕）
• 在の省略＋子の会意説（〔段注）〕）
• 才＋子の会意説

なお才は在の初文であり、存在する意味がある。

音訓

音読みはソン（漢音）、ゾン（呉音）、訓読みは、ある、おもう。

規格・区分

常用漢字で、小学校6年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。

声符

存を声符とする漢字には拵、荐、栫、臶などがある。

語彙

存意・存外・存在・存神・存続・存知・存廃・存否・存分・存亡・存命・存養・存立

異体字

• 𠩯は、〔字彙補〕にある古文。
• 侟は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。〔正字通〕には薦と同じとある。JIS X 0212補助漢字。

関連項目

• 日本人の名前一覧
• 海外の姓名の一覧