孫とは、以下のことを表す。
人名
東アジアの姓である。
- 孫陽 - 春秋時代の馬の鑑定士。伯楽という呼び名が有名
- 孫叔敖 - 春秋時代の武将。楚の荘王に仕えた
- 孫武 - 春秋時代の武将
- 孫臏 - 中国戦国時代の武将
- 孫堅 - 後漢末の武将
- 孫策 - 後漢末の武将
- 孫権(182年 - 252年) - 孫呉の初代皇帝
- 孫尚香 - 孫堅の娘
- 孫康(? - ?) - 中国の東晋から劉宋にかけての官吏。蛍雪の功(の雪のほう)の故事で知られる。
- 孫詒譲(1848年 - 1908年) - 清末の学者
- 孫星衍(1753年 - 1818年) - 清代乾隆年間の学者
- 孫文(1866年 - 1925年) - 民主革命家。初代中華民国臨時大総統
- 孫運璿 - 中華民国の政治家、技官
- 孫正義 - 日本の実業家
架空のキャラクター
- 孫 - 漫画「でんぢゃらすじーさん」の登場人物
- 孫悟空 - 小説「西遊記」およびそれをもとにした作品の登場人物
- 孫悟飯 - 漫画「DRAGON BALL」の登場人物
- 孫悟天 - 漫画「DRAGON BALL」の登場人物
- 孫二娘 - 小説「水滸伝」の登場人物。梁山泊第百三位の好漢で、地壮星の生まれ変わり
- 孫立 - 小説で「水滸伝」の登場人物。梁山泊第三十九位の好漢で、地勇星の生まれ変わり
- 孫新 - 小説で「水滸伝」の登場人物。梁山泊第百位の好漢で、地数星の生まれ変わり。孫立の弟
その他
- 孫 - 大泉逸郎の楽曲
漢字として
- 意味
- まご、まごの世代、子孫、血族、小さなもの、又聞き、間接的な、という意味がある。また遜と通じて、逃れる、従う、へりくだる、という意味がある。
- 〔説文解字・巻十二〕には「子の子を孫と曰ふ」とある。
- 字形
- 子+糸の会意。小篆(と現在の字形)では系に従っているが、甲骨文、金文では子+糸という形である。解釈として、糸束のように子孫が続くとする説、糸飾りをつけて祖祭のかたしろとなった孫とする説(白川静)がある。〔説文〕は系を続く意とし、子孫の意とする。
- 音訓
- 音読みはソン(漢音、呉音)、音読みは、まご、のがれる。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 孫を声符とする漢字は、蓀、遜、愻などがある。
- 語彙
- 孫呉・孫辞・孫謀
異体字
関連項目
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