摩耶駅とは、
概要
JR神戸線(東海道本線)が発着する駅で、灘駅~六甲道駅間に新設された駅。開業は2016年3月26日。
駅名は摩耶山に由来し、かつ近隣施設にも摩耶の名称が使用されている事から馴染みやすい名称として採用された。なお、駅名決定前の仮称は「まや駅」だった。
駅の位置は神戸側の灘駅とは0.9km、大阪側の六甲道駅とは1.4kmしか離れていない。後述の事故や、とある人達を釣るためだけに作っているなどといった理由を付けて不要論が囁かれたこともある。(ぶっちゃけ開業後も言われている)
同日に同じJR神戸線に開業した東姫路駅は駅施設などの事業費の大半を姫路市が負担((国庫補助金含む)しているが、当駅は約40億円とされている建設費のほぼ全額をJR西日本が負担している。
駅舎は橋上駅舎で、ホームは島式ホーム1面2線。内側線側にのみホームを設ける形となる。
駅にはJR西日本として初導入となる直流電力変換装置のほか、照明は全LED化されている。
新駅周辺はマンション開発が進む好立地でもあるが、JR神戸線でトラブルが生じた場合、姫路方面発着の上り列車が全て西明石駅で運転打ち切り、折り返し運転になっていたのを、三ノ宮駅まで運行を確保した上で摩耶駅で折り返すことを可能とするのが建設目的の一つであった。
2015年12月11日には工事の足場が崩れた事でJR神戸線が長時間運転見合わせとなり、乗客が工事中の摩耶駅へ避難する事となる事故があった。また、2016年1月28日には建設機械が落下して作業員の男性がけがをする事故が起きていた。
東灘駅・東灘信号場
摩耶駅としての開業は2016年3月26日だが、同時期に開業する東姫路駅と異なり現存施設からの駅昇格となる。
摩耶駅となる以前は東灘信号場であり、さらに遡ると東灘駅・灘駅(初代)となる。
1904年に灘信号場として開設され後に貨物の灘駅となったが、現在の灘駅開業に伴い貨物の東灘駅に改称された。
操車場化を経て1981年に東灘信号場となっていたが、2010年に駅設置が公表され2016年に旅客駅に昇格する。
ホーム
JR神戸線(東海道本線・A)
1 | AJR神戸線(東海道本線) | 尼崎・大阪方面 |
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2 | AJR神戸線(東海道本線) | 三ノ宮・姫路方面 |
隣接駅
JR神戸線(東海道本線・A)
隣の駅 | 当駅 | 隣の駅 |
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灘駅 | 摩耶駅 | 六甲道駅 |
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関連項目
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