明恵(京騒戯画)とは、京騒戯画に登場するキャラクターである。
概要
史実に登場する華厳宗の僧を元にしたキャラクター。作中では2名登場する。
明恵上人(みょうえしょうにん)
彼が描いた絵は命を得たかのように自由気ままに動き、それを住民達が気味悪く思っていろいろ騒ぐため、人間関係がいろいろと面倒になって山に住むようになった。
山に住む間はラブラドールの犬がいる以外は一人だったが、絵の中に描いた都の神として描いた黒兎の古都が、仏眼仏母像の姿、簡単にいうと人の姿を得て現れたため、それからは二人で暮らしていた。
その後は古都との仲も親密になり、薬師丸という人間の子を拾ってきたり、絵から生み出した蔵馬、八瀬という子が増えたりと、これまで「1人っていいよ……」と孤独に浸っていた頃とはまるで違う生活を送るようになる。
しかしそれすらも神社の宮司らに疎まれたため、家族達と一緒に古都が管理する鏡都へと移り住んだ。
それからしばらくは鏡都で幸せに暮らしていたが、古都が悪い未来を予見する夢を見るようになったため、消えようとしていた彼女とともに、鏡都に子供達を残し、その名と数珠を薬師丸に託して消えた。
明恵(みょうえ)
幼名薬師丸。これは史実の明恵上人と同じである。声:鈴村健一(幼少期:斎藤千和)
かつて何らかの事情があって明恵上人と古都の家に拾われる。その後から蔵馬と八瀬が絵から生み出されているのだが、何故か家族的には三男。
明恵上人からその名前と数珠を受け継いで、今では本人曰く「代理」で明恵という名になってお坊さんをやっている。お坊さんだがマフラーしてるし髪も伸びてる。普段はかなりラフな格好をしている。数珠を使った術が使える模様。
やや気むずかしい性格だが基本的には明るく、綺麗な女性相手には見境なく甘い言葉をかける。
鏡都で暮らすうち、幸せな心持ちになりながらも「不満がないことが不安」という漠然とした思いを抱いており、鏡都で暮らし続けていく人生には疑問を抱いているようだ。
面倒くさがりで、蔵馬・八瀬との会合である三人議会もサボりがち。しかしコトが鏡都に迷い込んでからは、コトを自分の家で面倒見るようになった。そっちのほうがよっぽど面倒であろうが、明恵自身はコトに対して何らかの愛着を持つようになった。
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