札とは、以下のことを表す。
漢字として
- 意味
- 木のふだ、木簡、手紙、公文書、鎧を構成する薄い板、という意味がある。また(揠・扎と通じて)抜く、(𤵦と通じて)若死、流行病、(劄と通じて)書き記す、という意味がある。日本語では紙幣という意味がある。
- 〔説文解字・巻六〕には「牒なり」とあり、木のふだのこととある。
- 字形
- 木+乚の会意。乚(サツ)は薄片の象形。〔説文〕は乙声としている。
- 音訓
- 音読みはサツ(漢音)、訓読みは、ふだ、さね。名のりに、ぬさ、がある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 札を声符とする漢字には、㳐、𤵦、紮などがある。
- 語彙
- 札記・札札
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