水戸泉とは、大相撲の元力士である。最高位は関脇。
現在は年寄・錦戸。
概要
茨城県水戸市出身。
1978年に高砂部屋に入門、同年3月に初土俵を踏む。
194cm、190kgという日本人離れした体格を持ち、早くから将来を期待されていた。
左四つ右上手になった時が最も強く、吊り気味の寄りを得意とし「走る起重機」の異名を取った。
右上手投げの強さも抜きん出ており、横綱貴乃花を投げ飛ばしたこともあった。
1992年7月には優勝争いのトップを走り、14日目に1差で追う3人の力士が全員破れたため、
千秋楽を待たずして優勝が確定。付け人で実弟の梅の里と抱き合って喜んだ。
優勝パレードでは同部屋で当時大関の小錦が旗手を務めた。
普通大関以上の力士が平幕力士の優勝旗手を務める事はまず無いが、
小錦の3回の優勝時に水戸泉が旗手を務めており、
入門時から優しく接してくれた水戸泉への恩返しとして小錦が自ら願い出たものである。
現役時に最も有名になった彼の行為と言えば「大量の塩撒き」である。
時間いっぱいになると大量の塩を手に取り、吊り天井に塩が届く程に高く塩を撒いた。
その量は600gにも達したという。
引退後はその役目を北桜に譲り「ソルトシェーカー」の後継者に任命した。
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