大関とは、
を指す言葉。本項上部で1、下部で2を解説する。
概要
「三役」と言うと大関、関脇、小結を指す。三役の最最高位であり関脇、小結とは区別される事が多く、給与や特権にも大きな違いがある。横綱と並んで現役力士の看板とされ、稽古に熱心さが足りなかったりふがいない相撲を取ったりすると他の力士以上に厳しい批判に晒される。
基本的には東西に最低一人ずつ配置され、不在の場合には横綱が「横綱大関」と言って大関を兼任する場合があるが、近年その例は無い。
メディアが言う所によると近年の大関昇進基準は「三役に3場所連続で在位し、3場所の合計勝ち星が33勝以上」と言われているが、日本相撲協会はこれを否定している。
大関推挙が決定すると、その力士が所属する部屋に日本相撲協会から使者が派遣され、大関推挙決定の伝達式を行う。
待遇面においては月給が関脇から約65万円もアップし、両国国技館への入場は地下駐車場へ自家用車で乗り入れる事が許され(関脇以下の幕内、十両力士はタクシーのみ利用可能)、飛行機においてはファーストクラス、電車においてはグリーン車の利用が許される。
また2場所連続で負け越さない限り大関から陥落する事がなく、また陥落したとしても直後の場所で10勝以上すればすぐに大関に復帰できる。この制度のため何度もカド番を迎えながら8勝程度で大関に留まる力士もおり、一部には「大関の地位に安住していて更に上を目指す気がない」と批判の対象になることもある。
三賞(敢闘賞、殊勲賞、技能賞)の対象は関脇までであり大関になると三賞の対象から外れる。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
人名
茨城県・栃木県を中心に関東地方から新潟県にかけて多く分布している。栃木県では宇都宮市付近に多く、茨城県では桜川市付近で多い。新潟県長岡市付近でも比較的多く見られる。
関東・新潟地方以外では青森県下北郡横浜町付近や秋田県男鹿市付近でも比較的多く見られる。
下野国黒羽藩主に大関氏があった。武蔵七党丹党の一族を称し、武蔵国児玉郡大関(現・埼玉県児玉郡美里町阿那志字大関)発祥とするが、常陸国の大関氏と同族とも言う。常陸国の大関氏は桓武平氏大掾氏族という。常陸国真壁郡大関(現・茨城県筑西市大関)発祥。
実在の人物
- 大関(実況プレイヤー)
- 大関(艦コレ実況生主)
- 大関英里(おおぜき・えり):声優
- 大関隼(おおぜき・しゅん):アナウンサー
- 大関資増(おおぜき・すけます):初代黒羽藩主。大関高増の息子
- 大関高増(おおぜき・たかます):戦国武将。大関宗増の養子、大田原資清の長男
- 大関弘政(おおぜき・ひろまさ):劇作家
- 大関宗増(おおぜき・むねます):戦国武将
- 大関和七郎(おおぜき・わしちろう):幕末の水戸藩士
地名
【スポンサーリンク】
|
|
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E5%A4%A7%E9%96%A2




読み:オオゼキ
初版作成日: 11/03/01 15:19 ◆ 最終更新日: 17/09/02 14:43
編集内容についての説明/コメント: 大関株式会社の記述を冒頭に移動
記事編集 / 編集履歴を閲覧