注とは、以下のことを表す。ニコニコ大百科の仕様上、㊟がこの単語記事に対応する。
漢字として
- 意味
- 注ぐ、(澍と通じて)流れこむ、集中する、連接する[3]、抛り投げる、水差し、記す、注釈する[4]、という意味がある。
- 咮と通じてくちばしという意味がある。
- 〔説文解字・巻十一〕に「灌ぐなり」とある。〔広韻〕に「灌注なり、又た注記なり」とある。
- 字形
- 形声で声符は主[5]。主は燭台の炎の象形[6]。
- 音訓
- 音読みはチュ、チュウ、シュ、シュウ(漢音)、チュ、チュウ、シュ(呉音)、訓読みは、そそぐ、つぐ、つける。
- 規格・区分
- 常用漢字で、小学校3年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 注意・注射・注進・注目・注力
互換文字
他漢字からの書き換え
脚注
- *説文解字や康煕字典では水部
- *偏は3画としてカウント
- *〔爾雅・釈天〕に「旄を首に注(つ)くるを旌と曰ふ」とある。
- *註と通じる。なお註の字は明代以降に用いられるようになった字。
- *声符が主でチュウと読む漢字に柱、駐などがある
- *主が燭台の炎であることから、水を潅ぐのではなく、油を潅ぐという意であろう
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