無観客とは、会場に観客がいない状態である。
概要
何らかの原因で観客の入場を禁止した場合、無観客となる。この場合、カメラで中継してテレビやインターネットで配信することで、遠くにいる人々に会場の様子が伝えられる。無観客となる原因は感染症の拡大防止や、テロ予告・暴動の発生時、災害や荒天が予想されるときなどが挙げられる。
会場は歓声が消えるため寂しくなるが、その分ファンが動画サイトのコメントやTwitterなどで実況しながら盛り上げる。
スポーツでは「無観客試合」と呼ばれる。この場合、感染症防止に加えて、観客の違反行為・不適切行為があったときにも無観客試合となるケースがある。
また、一部の試合・コンクール・コンテストなどでは、経費の削減や参加者のプレイへの影響、厳正な審査などの理由により、最初から無観客で実施するケースもある。例えば、囲碁・将棋では基本的に観客がいないことが多い。この場合は「無観客」とあえて呼ぶことは少ない。
2020年より始まった新型コロナウイルスのパンデミックにより、政府からイベント開催自粛勧告が発令され、観客を入れてのイベント開催が壊滅状態に陥ったのをキッカケに、スポーツ界やエンタメ界で安全な無観客ネット配信イベントの開催の流れが拡大した。しかし、無観客であっても関係者は多数いる為、その関係者から配信元での感染の懸念は排除出来ない。それを恐れ、新日本プロレスなど無観客大会すら行わない所もあった。
もともと人気が無いという理由で結果的に無観客になるという悲しいケースも、残念ながら存在する…。
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