珍宝王国(英語:Jumbo Kingdom)とは、かつて香港に存在した水上レストランである。
概要
1952年建造の「太白海鮮舫(タイハクフローティングレストラン)」と、1976年竣工の「珍寶海鮮舫(ジャンボフローティングレストラン)」の2艘の船からなり、長い間、香港らしい雰囲気と名物の蟹料理が味わえる場所として観光名所となって、数多くの映画にも登場するなどしていたが、2012年ごろから経営状況が悪化していたところに新型ウイルスの感染拡大の追い打ちが加わり、2020年3月に営業を中止していた。
そして、2022年6月14日に長年停泊していた香港仔港から曳航され、非公開の待機場所に向かっていたものの、南シナ海の南沙諸島近くで「困難な状況」[1]になり、転覆したのち沈んでしまった。
沈んだ現場の水深は1000メートル以上で引き揚げ作業は困難であり、これからは深海で魚礁となる予定。
疑問点
以下に列挙すると
- 目的地が非公開。
- 湾の内側で営業していた水上レストランを何の改修もせずタグボードで外洋に引き出す。
- 現場海域は沖合にありうねりも高い。要するに巨大建造物を運ぶコースに適していない。
- これだけの事故なのに誰一人としてけが人が出ていない。
など。
これらの疑問から今回のえい航は元々、香港の高い地代や解体費を払わないで済むよう、破棄することを目的としていたのではという指摘が専門家からなされている。
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関連項目
脚注
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