相対音感とは、二音を示されてその音の高さの差が分かる能力のことである。
概要
通常、二音の高さの差として度数を示すことができれば、相対音感があるとされる。例えば、「この音はラですよ。」と聞かされた後に別の音を聞き、「この音はさっきの音の完全5度上だからミだな。」などと判断できるなら、相対音感があるとされる。
しかし、度数と異なる相対音感も存在する。
なお、単音の音階を示す能力を絶対音感という。絶対音感があると、二音の度数も示すことができる。しかしこれは相対音感とやや異なる。
程度の問題ではあるが、倍音に基づく音感は純正律的、絶対音感は平均律的といえる。
絶対音感を持たず相対音感しか持たない人は、耳コピの際には、他の音と比較しながら音高を判断していくこととなる。
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