笑えばいいと思うよとは、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」第六話「決戦、第3新東京市」で碇シンジが綾波レイに対して放った言葉である。
概要
第5使徒ラミエルの荷電粒子砲からシンジの搭乗する初号機を守るため、レイの搭乗する零号機はシールドを持ち初号機とラミエルの間に割ってはいる。
しかし、ラミエルの荷電粒子砲の威力はすさまじく、シールドは徐々に融解。零号機はそれでも初号機を守ろうとして己が身をさらしてラミエルの攻撃を受け止める。レイの自己犠牲のおかげでシンジはポジトロンスナイパーライフルの第二射で見事ラミエルを撃破するも、零号機は大破。
シンジは大破した零号機からレイが搭乗しているエントリープラグを回収し、その無事を知る。レイが生きていたことを泣きながら喜ぶシンジにレイは困惑。
と、シンジに困惑を伝える。
それに対するシンジの答えが
笑えばいいと思うよ。
である。シンジのこの言葉にレイはようやく笑みを浮かべ、シンジとともに困難な作戦から無事生還したことを喜ぶのだった。
評価
劇中ではこのシーンがレイがシンジに向かって笑顔を見せる最初の機会であり、そこまでほとんど無表情で正方向への感情を見せなかった彼女への印象が大きく転換する名シーンでもある。だが、レイが笑う前にシンジにゲンドウを重ね合わせる描写が見られたのが、いまだレイとゲンドウとの関係が深いことをにおわせる。
劇場版『シト新生』では新カットに変更され、テレビ版の笑顔よりも微笑み(アルカイックスマイル)に近くなった。
新劇場版でもこのシーンは『序』のクライマックスシーンになっており、やはりシンジとレイの関係が大きく変わる転換であることは間違いない。また、シンジにオーバーラップするゲンドウの絵がなくなっており、旧劇場版との違いを感じさせる。
ごめんなさい。日常会話でどんな風に使えばいいかわからないの。
笑うことで悲しい、辛い現実を直視しない為に行う人間の防衛本能である。
劇中の感動シーンで使われた言葉ではあるが、余りにひどい状況に「ごめんなさい。こういうときどんな顔すればいいかわからないの」「笑えばいいと思うよ」のやりとりは非常にマッチするのである。
むしろ「笑うしかないと思うよ」のほうが状況的には正しい。
日常会話で使う場合の参考にどうぞ
- 大学卒業したのに就職できなかったわ→笑えばいいと思うよ
- 未だに恋人いないんだよね~→笑えばいいと思うよ
- 自宅警備の仕事してるんだ→笑えばいいと思うよ
- 録音ミスってプレイ動画になっちゃったよ→笑えばいいと思うよ
- レイ「私のことがまったく書かれていないこの記事の初版を見たとき、どんな顔すればいいかわからないの」→笑えばいいと思うよ
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ごめんなさい、こういうときどんな関連商品を貼ればいいかわからないの。
関連項目で笑えばいいと思うよ
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